この資料は、情報教育の現状(2008)をインターネットを用いて調査した結果です。
全部で第9章で構成されており、これはその第9章となります。
まとめ
大学4年間で学ぶべき情報基礎の能力が例えば図88とする。横軸は各分類項目や各学部・個人での能力であり、縦軸は大学4年間の時系列である。
大学時代に培われる情報処理の能力は、その到達目標が各学部・学科ごとに異なり、もっと小さい単位では各個人によって異なる。しかし本研究は、大学1年次の情報基礎授業を調査分析したものであり、どの目標に到達しようとしてもかけてはならない基盤の部分である。
第8章で提案したカリキュラムは、現在行われている情報基礎の授業を平均的に見て、高等学校カリキュラムとのつながり、地域社会で求められているニーズを満足させることから作成した。
しかし比較分析でも述べたように...