連関資料 :: 直流機

資料:4件

  • 直流
  • 1 目的  本実験では,直流分卷電動機の速度制御における,界磁電流や供給電圧と回転数との関係を調べる.また,直流分卷発電機の無負荷飽和曲線の測定をし,電圧確立について調べる. 2 原理 2.1 直流分卷電動機の速度制御  電動機の回転数 は次式で表される. (2.1)  ここで, は供給電圧, は電機子抵抗, は電機子電流, は毎極の界磁束である. を界磁電流 に置き換えられるとすると,次のように表せる. (2.2) 2.2 直流分卷発電機の電圧確立  自己励磁によって直流分卷発電機に発電機電圧が生じるのは,最初の状態で界磁巻線にわずかな残留磁気があるためである.この残留磁気により,電機子巻線にわずかな電圧が誘導され,電機子および界磁巻線の回路にわずかな電流が流れる.この電流が残留磁気を増加させる方向に流れると,誘導起電力は次第に増加し,さらに電流が増加する.図2.1の界磁抵抗降下曲線 と飽和曲線の交点Aに至って電圧は安定する.このようにして,次第に電流が増加し,発電機電圧が上昇する現象を 図2.1 自励発電機の電圧確立 電圧の確立と呼ぶ. 3 使用器具  本実験で用いた装置を次に示す. 直流電源,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,DCS-5,430 STARTING RESISTOR,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,SR-2,2132 STARTING RESISTOR,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,STR,2134 FIELD RHEOSTAT,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,FRH-12,2133 FIELD RHEOSTAT,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,FRH-12,2134 D.C.GENERATOR,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,SS-1・2D,2135 D.C.MOTOR,SEIKOSHA MFG. CO., LTD,SS-1・2D,2134 4 実験方法 4.1 界磁電流による速度制御  まず,図4.1の電動機側の接続を行った.そして,クラッチははずれていて,S2は閉じており,界磁抵抗器Rfmの抵抗は最小である状態にした.
  • レポート 理工学 直流機 発電機 電動機
  • 550 販売中 2006/02/10
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  • 直流電動
  • 1 目的  直流分巻電動機の起動法ならびに速度制御の方法を習得し、負荷電流に対する電動機の回転数、トルク、効率を検討し、直流分巻電動機についてその原理と性質を理解する。 2 理論  図2.1に直流電動機の簡単な原理図を示す。 次に上図で導体の部分だけを横から見た図を図2.2に示す。 磁界の中に導体をおき、その導体に電流を流すと右ネジの法則により力は図2.2(a)の方向にかかるので導体は回り始める。また磁界の中で導体が磁束を切るように回るのでこれによって逆起電力が発生する。 この作用反作用による繰り返しを制御ループという。  図2.1を電気回路に置き換えると図2.3のようになる。 この図において端子電圧をV、巻線抵抗をRa、電機子電流をIa、逆起電力をEとすると、 という関係になり、この式を変形すると となる。この式でVIaは入力電力、RaIa’ は損失、EIaは出力電力を表している。 また、EIaは機械エネルギーであり、回転角速度をωm、トルクをTとすると、 から ここで、 という条件を与えると となり 3 使用器具    電流計   3台  2011 70AA0700 YOKOGAW
  • 直流電動機 電動機
  • 550 販売中 2007/11/14
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  • 直流電動の負荷特性と速度制御
  • 1.目的 直流電動機の動作原理を学習し、機械的負荷を変えたときの回転数、トルク、入力電力などの変化を測定する。また、速度制御を容易に行なえることを学びとる。 2.原理 直流電動機は広範囲な速度範囲での運転を必要とする場合の駆動力源として、今日でも広く実用に供されている電動機であり、あらゆる種類の電動機の基本となる電動機である。ここでは、直流電動機の構造、回転力の発生、速度制御などの原理を説明する。 2.1構造 直流電動機は固定子(ステータ)、回転子(ロータ、電機子)、整流子とブラシで構成された構造物である。また、これらの材料は鉄と銅、カーボンと電気絶縁物などである。鉄は電動機のフレーム、軸、軸受けなどの構造部分の他、界磁鉄心と電機子鉄心として磁気的な部分に使われ、この部分が電動機としては本質的に重要な部分となる。銅は巻線(コイル)として、界磁鉄心の根元部分と回転子表面に作った溝の中に置かれ、電流の通路となる。整流子は銅片と絶縁物とを円筒の周辺に交互に配置したもので、回転子と同軸に回転し、ブラシとの接触により整流作用を実現する。 2.2回転力の発生 磁束密度B(T)の磁界中に、長さl(m)の電線にI(A)の電流を流す。このとき、電線には (N) (1) のローレンツ力が働く。このローレンツ力を利用して、効率の良い回転力を得るため、多くの工夫や試みが成され、今日の直流電動機の形に至った。図1に直流電動機の原理を説明する断面図を示す。回転軸を直角に切断した図である。直流電源によって界磁電流Ifを界磁コイルに流すことにより、鉄心(固定子と回転子)と2ヵ所の空隙を巡回する磁束Φを作る。この磁束が、ギャップの所に磁束密度Bの磁界を作る。また、直流電源によって回転子表面のコイルへ、ブラシと整流子片を通して、図示方向の電機子電流を流す。
  • レポート 理工学 整流子 直巻型 固定子
  • 550 販売中 2005/07/25
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