連関資料 :: 波形整形回路

資料:2件

  • 波形整形回路
  • ・概要 今回はキャパシタ、抵抗、ダイオードを用いた微分積分回路とクランプ回路を製作し、動作について理解を深めた。 まず入力電圧の微分した波形を出力する微分回路を作成した。なぜ微分ができるのかは、抵抗とコンデンサの直列回路の過渡回路を解くことによって説明することができる。まず回路を解き、解においての時定数の大きさを決めることによって、適したCとRの取り方を求めることができる。 次の積分回路についても同様の方法で回路の時定数を考えることによってCとRの値をそれぞれ決めることができ、積分回路ができる。 次に行ったクランプ回路はダイオードとコンデンサによって入力波形をある基準のレベルに固定する回路である。実験ではダイオードに対して直流に電源を入れるものと入れないものの両方で実験を行った。コンデンサ容量が0.1μFのときは正クランプでは出力入力ともに同じ、負クランプでは最大値分下に推移したような変化が見られたが、コンデンサの容量が1500pFのときは出力波形が曲線になった。 今回の実験から微分積分回路とクランプ回路がパルス回路と電子回路において重要かがわかった。 ・実験目的 キャパシタ、抵抗、ダイオードを用いて微分積分回路、クランプ回路について理解する。 ・推測 まず実験を始める前に数学的な微分積分を思い出し、正弦波、方形波について積分、微分した時の波形について推測を行う。 ・実験方法 (1)微分回路 ?図1の回路において入力レベルを周波数1kHzの方形波、振幅10V、コンデンサ容量0.01μF、抵抗10kΩのときの入力波形に対する出力波形を計測する。 ?コンデンサの容量を1500pFとし出力波形を測定する。 ?入力波形を100Hzの方形波に変えた場合、微分回路にふさわしい出力波形となるように設計方法※にしたがってCとRを定め、波形を観測する。
  • レポート 理工学 電気 電子 実験
  • 550 販売中 2006/11/09
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