連関資料 :: 教育基礎学レポート

資料:3件

  • 日本大学通信教育部 倫理基礎購読 分冊1 合格レポート 2019~2022年
  • 講評  本稿は、ソクラテスがこだわり続けた「善く生きる」ということと、「魂の徳」と、「不正を働くこと」の関係性が考察できているとみなし、合格とします。「善美の事柄」とは、少しわかりにくい表現になっているのですが、要するに、「本当の意味で何が善で何が悪か、本当の意味で何が立派で何が憎いか」については誰も知らない、ということです。言い換えれば、善悪美醜の絶対的基準と言ってもいいでしょう。我々の人生は選択の連続ですが、もし(そういうものが存在するとして)それを知っていれば人生はきっとうまくいくことでしょう。しかし、現実はそうではありません。それゆえ、ソクラテスは人生を善くしようとする(幸福に生きる)ために「善美の事柄」を常に探求し続け、それによって少しでも倫理的に上昇することは、同時に「魂の徳」を身に付けるということになります。あなた自身は「魂の徳」を重視するでしょうか。それとも、お金や地位や名誉を重視して生きるのでしょうか。じっくり考えてみてください。 参考文献;「中公クラシックス出版 プラトン ソクラテスの弁明ほか 田中美和太郎 藤澤令夫訳」
  • 日本大学通信教育部 合格レポート 2019~2022年度
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