反応時間の測定
1.実験方法
検者は30cmの定規の上端を持ち、被験者は定規の下端の高さで母指と示指の角度を掌側外転90°にし、定規をつかむ準備をする。検者は被験者に対して何の合図もせず、不意に定規を落とし、被験者はそれを見て素早く母指と示指ではさみ、定規をつかむ。このときの定規の落下距離から以下の式を用いて落下時間を求める。この落下時間が被験者の反応時間となる。
落下距離(y)=1/2×重力加速度(g)×時間2(t2)
ただし、g=9.3m/s2とする。
2.結果
結果は表1、2のようになった。
3.考察
今回の実験では、それぞれの被験者について6回ずつ行ったが、S.Yでは1回目と4回目...