連関資料 :: NEETについて

資料:5件

  • NEET対策
  • 1・NEETについて  NEETとはNot in Employment, Education or Trainingの略で、「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者を指す。現在、日本にはNEETに分類される若者の数は68万人と言われている。  労働政策研究・研修機構副統括研究員の小杉礼子先生はNEETを4つに類型化している。 1.ヤンキー型  反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ 2.ひきこもり型  社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ 3.立ちすくみ型  就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ 4.つまずき型  いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ  ヤンキー型NEETは日本では非常に少なく、他の3種の者が多いとされている。また、立ちすくみ型とつまずき型はNEETになった原因でもあり、ひきこもり型と重複する場合もある。NEETの大多数は親にパラサイト(寄生)して生活しているケースが多い。 2・NEET対策  政府のNEET支援の目玉として2005年から始まった「若者自立塾」が話題になっている。「若者自立塾」とは、合宿形式による集団生活の中での生活訓練、労働体験等を通じて、社会人、職業人として必要な基本的能力の獲得、勤労観の醸成を図るとともに、働くことについての自信と意欲を付与することにより、就労等へ導くことを目的とした厚生労働省委託実施事業であるが、そもそもNEETは自分から外につながろうとしない人々である。よって、これら施設を開設しても、参加することは極めてまれであり、すでに参加者がほとんど集まらなかった所もでてきているよって、若者をいかにして働かせるかではなく、なぜ働こうとしないかに視点を移すべきではないだろうか。
  • レポート 社会学 ニート NEET フリーター ひきこもり
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  • ニート(NEET)について
  • ニートとは、職についていなく、職につく気もない、学校などにも行かないし、就職訓練(予備校等)にも属さない若者達をいう。その数は2005年現在は日本で68万人もいるといわれている。 しかし、「ニート」のうちには、「ひきこもり」などで外にでない子供たち、学校に在籍しながらも行かない人も含むため、水面下にはもっと数多くのニートがいると言われている。 なぜニートが増えてきたかという理由のうちよくいわれるものは、「就職難」、「親が昔と比べ裕福になり、スネをかじらせる余裕がでてきた層が増えてきている」、「親の厳格さが失われ、依存を黙認している」、「人と対話する事を恐れる人が増えてきた」、「ひきこもり増加」などがあげられる。 ニートが増える=労働する人が減り、経済への影響もでてくるであろう。自分がよけりゃそれでいい、という人が増えて何もしない、親にスネをかじってる人が山ほどでてきたら、日本の経済の将来、モラル意識などはどうなっていくだろうか? 経済に及ぶ影響のある以上、様々な人にも影響していく。他人はどうでもいいなんて言う事を言う人もいますが、つもりつもれば、「経済」という基盤を通していずれは自分にも関係してくるわけである。「JRの人がスト?あんま関係ないや」といってもそれが毎日、電車が使えなくなっても関係ない? 人間、慣れというものは恐ろしい。どんな悪い環境にいても、いずれ将来に関して客観的に考えられなく、「いまがよけりゃいいや」、そしてだんだんと真剣に考えることが面倒になる。怖いのは、「いま働かない」ことじゃない。慣れてしまって、それがずっとひきずるように続いて行くことじゃないだろうか? 政府とか周りがいくら対策をしたところで、大きな動きはあるか?社会的、家庭的、色々な問題が関わっている。悪いのはニート自身だけじゃない。周りの環境、教育問題、社会的問題、政府、雇用側、そういったシステムにあるものが大きいと思う。
  • レポート 社会学 ニート 就職訓練 フリーター 就職難 ひきこもり増加
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  • ニート(NEET)とは何か
  • 1.はじめに  読売新聞のニート予備軍の子供達が増加しているという記事を見て、競争意識の低下した子供がニートと呼ばれる人たちの予備軍になっているという懸念があることを知りました。この記事を見て、初めてニートという言葉を知った私はそもそもニートとはどういう人たちのことを言うのか気になったので、このことについて発表することにした。
  • レポート 教育学 ニート 学生 教育 フリーター
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  • NEET急増問題について〜かかわりをもつ力〜
  •  「ニート急増」という問題について、国は、「3ヶ月の合宿を通して、コミュニケーション能力の強化、ビジネスマナーの獲得をして、就職に有利な人間作りをする」という対策を考えているという(「東奥日報」 出典:文末)。この対策を知ったとき、私は、コミュニケーション能力とはなんだろう、と思ってしまった。またそれ以上に、ニートが身につけなければならないとされるのは、就職に有利な人間となることなのだろうか、と感じた。確かに、職にも就かず、学生でもなく、職業訓練もしていない人は社会的に有利な立場にあるとは言いがたい。しかし、それでもなんとか暮らせてしまっているのが、今の日本社会なのである。そう考えると、働こうとしない、あるいは働く必要を感じない人々に、働く際に有利な技術を提供しても、根本的な解決にはならないのではないか、と私は考える。  ニートが増えている、という実態について考える際、コミュニケーションに着目することは、とても大切だと思う。しかし、そのコミュニケーションは、果たして「能力」という概念でくくられてしまってよいのだろうか。能力というと、私はどうしても、「人より優れている力」というイメージをもってしまう。人よりうまくコミュニケーションをはかることができるかどうか、ということが問題なのだろうか。ニートとなる人々が抱えるコミュニケーションについての問題点は、そういった能力ではなく、「人とうまく関わることができない自分を認められない、あるいは大切にすることができない」という点にあるのではないかと私は思う。  この「人と関わる」ということについて考察することで、ニート急増について考えていきたいと思う。  「意図的な隠蔽ではなくても、完全なかたちで知識や情報として伝えきれない内容も、『秘密』の範疇に入る」(菅野仁「ジンメル・つながりの哲学」142頁)
  • レポート 社会学 NEET ジンメル コミュニケーション 自己対象
  • 550 販売中 2005/12/04
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