連関資料 :: 学校週五日制について

資料:2件

  • 学校完全実施から起こる問題
  • そもそも、週5日制が完全に始まったのはいつなのか。それは、平成14(2002)年で、私が高校を卒業した年なのだ。しかし、全くの「週休5日制知らず」というわけではない。第2・第4土曜日は休みであった。休みの土曜が来ると、部活をする時間が増えることを喜んでいた記憶が残っている。では、学校の休業日はどこが決定するのだろう。夏季・冬季・学年末などの休業日は、教育委員会が決定し、災害・病気などが原因の臨時休校の措置は校長が決定することになっている。臨時休校が何度かあったとしても、教育委員会が休業日をいくらか決めたとしても「完全週休5日制」が及ぼす影響にはかなわないだろう。ここで「完全週休5日制」が学校の教育活動に及ぼす影響を考えたい。すぐにあげられるのが物理的影響、授業日数・時間の減少である。日数に関して言えば、「完全週休5日制」を実施したことで、約240日から200日程度への減少につながった。授業時間に関しては、土曜日の授業の分はある程度他の曜日に上積みされるという見方もできる。しかし、1年全体みると授業時数1割減となるのだ。このことが教育活動に支障をきたさないわけがない。この授業時数1割減に伴って浮上してきたのが、教育内容3割減である。では、本当に教育内容が3割もカットされたのか、そうではない。教えるべき内容が本当に3割も減ってしまったら大変なことになる。
  • レポート 教育学 教育原理 完全週5日制 週休2日 ゆとり教育
  • 550 販売中 2006/04/21
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