連関資料 :: 反応速度

資料:12件

  • 酵素の反応速度
  • 酵素の反応速度論 実験日 7月5日 目的 α_アミラーゼの活性測定を行い、酵素反応の最大速度(Vmax)とミカエリス定数 (Km)を求める。 原理 ミカエリスメンテンの理論 : 酵素の反応速度 (v) と気質濃度 (S) との関係は、まず基質濃度が低いときは、ほぼ直線関係を示し1次反応に従う。次に、これよりも濃度を増やしていくと、増した分だけ速度が得られなくなり、更に増すと、反応速度は最大値に達して基質濃度と無関係に一定となり、0次反応を示すようになる。この0次状態における酵素反応速度を最大速度 (Vmax) と呼び、その半分の速度 (1/2Vmax)を与える基質濃度をミカエリス定数 (Km) という。これは下記の式の関係にある。 このミカエリスメンテンの式を変形すると、次のような式が得られる。 この式は、1/vおよび1/[S]を関数として直角座標上にプロットすると、直線が得られ、その直線とXおよびY座標軸との交点から、VmaxとKmを求めることができる。 実験材料 1%可溶性デンプン 6ml 緩衝液 : 0.1M リン酸緩衝液 pH6.0 10ml α_アミラーゼ : 2mg/100
  • レポート 理工学 酵素 反応速度 α_アミラーゼ ミカエリス定数
  • 550 販売中 2006/12/12
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  • 酵素の反応速度
  • 酵素実験1  目的 私たちの体は摂取した食物を多くの化学反応で変化させながら生命を維持しているこれら無数の反応は、触媒としての酵素の働きにより速やかに進められている。例えば消化酵素で分解したときの速度は、酵素を使わずに分解するよりも数十万倍も速くなる。 酵素反応にはいろいろな特徴がある。この実験では酸性ホスファターゼを用いて、酵素反応の時間経過および基質濃度と反応速度との関係を理解する。 結果 p-NPの検量線 p-NP濃度 0.025 0.05 0.1 0.15 0.2 0.25 吸光度 0.0862 0.18375 0.3372 0.5058 0.585 0.68825 検量線の式:y=2.676888x+0.051935 A=2.728823 実験1   ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 吸光度 0.1113 0.0232 0.1249 0.2062 0.1858 0.3098 B(①+②) 0.1345 0.1345 0.1345 0.1345 0.1345 0.1345 補正吸光度(各吸光度-B)     -0.0096 0.0717 0.0513 0.1753 p-NP生成量(mM)     -0.00035  0.0026  0.0018  0.0064  実験2 試験管番号 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 基質濃度(mM)     2 2.5 3 4 5 1/〔S〕     0.5 0.4 0.33 0.25 0.2 吸光度 0.0269 0.0809 0.1169 0.1226 0.1238 0.1739 0.1688 C=①+② 0.1078 0.1078 0.1078 0.1078 0.1078 0.1078 補正吸光度   0.0091 0.0148 0.0160 0.0661 0.0610 p-NP生成量(mM)   0.2483 0.4039 0.4366 1.8038 1.6646 反応速度v   0.0236 0.0385 0.0416 0.1718 0.1585 1/v   42.373 25.974 24.038 5.8207 6.3091 -1/Km=0.16863            Km=-5.93014 1/Vmax=-21.05962          Vmax=-0.04748 考察  試験管①には緩衝液の他にp-NPPが入っているが酸性ホスファターゼは入っていない。また試験管②には緩衝液の他に酸性ホスファターゼが入っているがp-NPPは入っていない。このような実験を盲検という。③④⑤⑥の吸光度から①と②の吸光度を足した値を差し引いた値が酵素により発色した真の値となる。酵素反応時間とともに、p-NPPが分解して生じたp-NPが発色して吸光度が上昇した。  基質濃度を変えて、酵素反応を調べると、基質濃度が低いときには基質濃度と反応速度は比例して直線関係となるが、基質濃度が高くなると反応速度は一定となってくる。この関係を式で示したのがMichaelis・Mentenの式である。反応速度の逆数を基質濃度の逆数に対してグラフに目盛り、全ての点から最も距離が近い曲線(回帰直線)を引いて、X軸との交点を求めるとその数値は1/Vmaxを示し、Y軸との交点は-1/Kmを示すこのプロットをLineweaver・Burkのプロットという。Kmは基質と酵素との親和性を示し、値が小さいほど基質との親和性は大きい。Vmaxは最大反応速度を示し、これ以上基質濃度が上昇しても酵素の仕事量が限界に達していることを示している。 悩んでみ
  • レポート 農学 酵素 反応速度論 阻害剤
  • 550 販売中 2007/02/16
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  • 絶対反応速度
  • 絶対反応速度論 1.アイリングの式  AとBの反応ではまず活性錯合体 C‡ができ、それが1分子的に分解して速度定数k‡で生成物Pになる。 A + B C‡ P v = k‡[C‡] 活性錯合体の濃度を原系との熱的平衡を仮定すると、 [C‡] = K‡[A][B] となる。従って、(2)式は v = k2[A][B] k2 = k‡K‡ となる。 2. k‡についての考察  反応座標の方向での振動類似の運動が振動数νで起こるとすると、活性錯合体を作る原子の塊が遷移状態に接近する頻度もνである。ただし、反応系によっては、遷移状態から生成系の谷に入った錯合体が逆戻りすることがあるので、遷移状態を通過すれば必ず生成物を与える確率をκとして、 k‡ = κν と書ける。κは透過係数と呼ばれる。ふつうは1である仮定する 。 3. K‡についての考察  (1)式での前駆平衡は、 A + B C‡ である。この反応のギブズエネルギー変化は、 と書け、またギブズエネルギーは分配関数q を用いて、 と書けるので、(7)式は と変形できる。また、第1項はT = 0における反応内部エネルギーであり、まとめて
  • 絶対反応速度論 遷移状態理論 分子動力学 量子化学 活性錯合体 遷移状態 透過係数 分配関数 理工学
  • 550 販売中 2008/10/05
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  • 反応速度および気体定数の決定
  • 目的(1 過酸化水素分解反応の速度定数k、反応次数、活性化エネルギーEAを求める。過酸化水素水の減少量と酸素の発生量から気体定数Rを見積もる。 原理(1-a;(1-b;(2-a;(3-a H2O2の濃度決定法 硫酸酸性のもとでのH2O2とKMnO4の反応は次式で与えられる。 2KMnO4 + 5H2O2 + 3H2SO4 → K2SO4 + 2MnSO4 + 8H2O + 5O2 (原理1-1) KMnO4の濃度を C1mol/dm^3、滴定に要した容積を q ml とする、KMnO4の濃度は既知である、ここではXと置こう、よって X=qC1/4 (原理1-2) である  速度定数kの決定 H2O2が完全分離した場合を考える。H2O2(初期濃度 C0 mol/dm^3)とする。このH2O2が完全に分解した場合酸素が発生するが、その酸素量は標準状態(0℃、1atm)においてV0 mlの容量を占める。   C0=V0/112  (原理 2-1) 一方水上置換により捕集した、温度T,時刻 t における酸素の発生体積 VT(t) を標準状態に換算した場合の体積 V0(t) は次式で与えられる。
  • 実験 エネルギー 原理 測定 試験 水素 気体 温度 滴定 酸化
  • 1,100 販売中 2009/06/01
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  • カタラーゼの反応速度論的解析
  • 目的  アミノ酸以外の成分物質を持つタンパク質をを複合タンパク質と呼び、アミノ酸のみで構成されるものを単純タンパク質とは分別される。一般に、タンパク質の機能の理解には、ポリペプチドとしての構造を理解するだけでは十分ではなく、アミノ酸以外の補欠分子族の化学的性質によって本来の機能を発揮する場合が多い。  カタラーゼは電子伝達系に関係する酵素の一つで、ヘムを補欠分子族に持つ複合タンパク質である。構造単位であるポルフィリンにFeが配位したヘム( heme )を持つタンパク質をヘムタンパク質という。カタラーゼの主な機能は2分子のH2O2の不同変化(不可逆的変化)を触媒することである。            2H2O2 → 2H2O + O2↑  カタラーゼは、主にペルオキシソームに存在する。ペルオキシソームとは、細胞内の小器官の一つで、主に酸化反応に関わる酵素を含む小胞である。カタラーゼのほかにキサンチンオキシターゼ、ミトコンドリアの持つものとは別の脂肪酸β酸化酵素を持つ。  本実習では、市販の牛肝カタラーゼ結晶酵素標品を用いて、過マンガン酸カリウム滴定法により、残存過酸化水素量を追跡することにより反応速度論的解析を行う。これによりその原理を理解し、実際にミカエリス定数Km、最大速度Vmax、阻害定数Kiを求める。 実験手順  配布されたプリントに従いA-1〜6、B-1〜6、C-1〜6の試料をマイヤーフラスコに準備した。              A-1〜6に5倍希釈H2SO4約5mLを加え、混和した。 ↓  A-6から順にA-1まで、0.25N KMnO4で滴定した。  B-1〜6を10分以上、氷冷した。(反応液を0℃にする。) ↓  B-1〜6にカタラーゼ溶液1mLをホールピペットで添加し、混和した。 ↓  B-1〜6を正確に2分間、氷冷した。 ↓  B-1〜6に5倍希釈H2SO4約5mLを加え、混和した。
  • レポート 医・薬学 カタラーゼ 反応速度 ミカエリス定数 非競合阻害
  • 550 販売中 2006/03/12
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  • 反応速度定数と活性化エネルギー
  • 工学基礎化学実験   反応速度定数と活性化エネルギー 実験目的   鉄ミョウバン水溶液を触媒として,約1.5%過酸化水素水を水と酸素に分解する。30℃と40℃における反応速度定数を求め,この反応速度の温度変化から,この反応の活性化エネルギーを見積もる。  実験操作 器具 恒温槽,ガスビュレット(水準管付),反応管(過酸化水素分解槽), 2mlホールピペット(鉄ミョウバン溶液用), 10mlホールピペット(過酸化水素水用)  試薬 約1.5%過酸化水素水,鉄ミョウバン水溶液 ガスビュレットに,菅1本分程度(水準管とガスビュレットにそれぞれ半分ずつくらい)の水道水を入れておく。 反応管の側管に鉄ミョウバン溶液を2ml,下部に約1.5%過酸化水素水を10mlホールピペットを用いて入れる。この操作のとき,およびこれ以降反応を開始するまで,両溶液が混ざらないように注意する。 溶液を入れた反応管を,ガラス管付きゴム栓に接続する。肉厚ゴム栓が恒温槽の水面下にくるように,三方コックの水平部分が正しく水平になるように,全体を固定する。 三方コックを空気が入る状態にして,反応管の温度が恒温槽の温度になるのを待つため反応管を恒温槽につけたまま,約10分間待つ。 約10分たったら,三方コックはそのままにして水準管を静かにあげて,ガスビュレットの水位が目盛り2になるようにし,この位置で三方コックを180°回す。水準管は再び下げておく。 時計を見ながら恒温槽の中で反管を横にして,側管内の鉄ミョウバン溶液を反応管下部に流し込み,軽くゆすって過酸化水素水と完全に混合させる。反応開始以後,反応管を絶えず一定の強さで振りながら,30℃では1分ごと15分間,40℃では30秒ごと6分間の時間間隔でガスビュレットに集まる酸素の体積を読む。読みとる際には必ず水準管を上げて,水準管とガスビュレットの水位を一致させて目盛りを読む。 実験環境      過酸化水素濃度 0.639mol/dm3,大気圧 753mmHg,気温 18.8℃, 各水槽の水温 29.6℃・40.2℃   結果 0℃,1atmで気体の体積は22.4lあることと 反応式  より  0℃,1atmで10mlの過酸化水素から発生すべき酸素の体積Vが求められる。ここで,過酸化水素1molから酸素が0.5mol生じることに注意すると,過酸化水素の濃度をc(mol/dm3)として  (ml)となる。 この式にc=0.639を代入すると,V=71.568 (ml)となる。  Vを用いると,外圧P(mmHg),絶対温度T(気温)の下での体積V0は,体積vの測定が常に水と接触した酸素について行われることを考慮して,ボイル-シャルルの法則より となる。 ここで,気温18.8℃(291.8K),気圧753mmHgを代入する。 表1 t T=273+t PH2O 0 273 4.6 5 278 6.5 10 283 9.2 15 288 12.8 20 293 17.5 25 298 23.8 30 303 31.8  また,上記の表よりグラフを次のページに描くと, 18.8℃の時の水蒸気圧は約16mmHgである。 よって,V=71.568 T=291.8 P=753 PH2O=16 を代入すると, V0=78.840446(ml)となり, 30℃の時は表2に記す。また、40℃の時は、6分間の測定時間終了後、体積が増えなくなるまでさらに測定を継続することにより、V0=89.6-2.0=87.6となり、表3に記す。 表2 t (min) 目盛り
  • レポート 理工学 化学 実験 工学基礎化学
  • 550 販売中 2006/11/26
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  • 酵素の反応速度論- ミカエリス・メンテン
  • 「 ミカエリス・メンテンの 式を 実 習を 通して理 解 する」 ことがこの 実 験 の目 的 である。 に お け る 吸 光 度 を 測 定 す る 。 そ の 値 か ら 分 解 さ れ た 基 質 の 量 を 計 算 し 、基 質 の 種 々 酵素(E)としてタンパク質分解酵素であるトリプシン、基質(S)として BAPA (Benzoyl-L-arginie p-nitroanilide)を用いて酵素反応を行い、反応後の 410nm の濃度における酵素反応の初速度(mol/min)を求める。その結果を基に、基質 初濃度と反応初速度のグラフを作成する。さらに、Lineweaber-Burk プロットを作 成し、酵素の反応速度論的考察を行う。
  • 生化学 分子生物学 ミカエリス・メンテン Lineweaber-Burk 酵素 反応速度 vmax km 基質濃度 最大速度
  • 1,650 販売中 2013/04/09
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  • 加水分解酵素の反応速度論的解析
  • キモトリプシンのinitial burstの測定 目的 酵素キモトリプシンは芳香族アミノ酸(フェニルアラニン,トリプトファン,チロシン)残基のC末端側のペプチド結合を特異的に阻害することが知られている.今回の実験では以下のようにp-nitrophenyl acetate (PNPA)がキモトリプシンに攻撃されることで黄色のp-nitrophenolが生成される. この吸光度変化を測定し,キモトリプシンの活性速度が求められる.p-nitrophenolのモル吸光係数を求め,キモトリプシンの定常状態速度とinitial burst量を計測する. 方法 1.KH2PO4(MW=136,4.08g)を上皿天秤で量り取りビーカーに移し,約250mlの純水を加えて攪拌して溶かした.pHメーターでpHを計りながら固体のKOHを少量ずつ加えた.pH7.0に近くなったら1MのKOHを加えてpHを7.0に合わせ,メスシリンダーに移したのち,純水を加えて最終体積を300mlにし,100mMリン酸カリウム緩衝液を調製した. 2. p-nitrophenol(MW=139,0.0139g)をミクロ天秤で計り,少
  • キモトリプシン initial burst Lambert beerの法則 ミカエリスメンテン式 吸光度 定常状態速度 阻害剤 β-ガラクトシダーゼ 全活性 比活性 酵素 Beer-Lambert law
  • 660 販売中 2008/08/06
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