学力は、普通、能力の中で学校で学習する個人または集団の認識能力を中心にいわれる。それは手技や慣習の中で、勘やこつによって習得されるものではなく、科学と技術に基づいて、すべての人にわかち伝えることのできる能力の部分を指す。学力は、自然と社会の概念・知識と、それを把握する方法、芸術の形象とそれを構想し表現する方法から成り立っている。
『国民教育小事典』1979年、田辺徹、草土文化、p112
学力とは何か
<定義と歴史>
ふつうには学校における学習で獲得した能力とされるが、より広く意図的、計画的な学習によって達成された能力、とくに認識能力のことをいう。
<学力観の諸相>
学力をその内容をなす文化(科学・芸術・技術など)との関係を重視してとらえるとき、学力はものごとに対処する能力のうち、だれにでも分かち伝えうる部分であるという規定が生まれる。これは対応する文化の範疇(たとえば教科としての領域や区分)と知識や習熟の度合いを想定し、学力形成や学力評価の望ましいあり方を追究するという立場である。
学力とは何か
学力は、普通、能力の中で学校で学習する個人または集団の認識能力を中心にいわれる。それは手技や慣習の中で、勘やこつによって習得されるものではなく、科学と技術に基づいて、すべての人にわかち伝えることのできる能力の部分を指す。学力は、自然と社会の概念・知識と、それを把握する方法、芸術の形象とそれを構想し表現する方法から成り立っている。
『国民教育小事典』1979年、田辺徹、草土文化、p112
学力とは何か
<定義と歴史>
ふつうには学校における学習で獲得した能力とされるが、より広く意図的、計画的な学習によって達成された能力、とくに認識能力のことをいう。
<学力観の諸相>
学力をその内容...