連関資料 :: フリーター問題について

資料:4件

  • フリーター問題について
  • フリーターの定義 1990年代半ば以降、就職難と若者の意識の変化を背景にフリーターが急増している。今や若者の5人に1人がフリーターとも言われ、平均的には所得の低いフリーターの増加が社会全体に及ぼす影響は無視できないものになってきている。そこでフリーターの問題について自分なりの意見を述べてみたいと思う。 今は小奇麗な言葉でプータローのことをフリーターと呼び、いかにも正当な職業であるかのように世間では扱われているような気もするが、実際は束縛されるのを嫌い、責任ある仕事から逃げ、安い賃金の簡単な職種を転々とするということであり、賃金は貰うけれども自由な身というのがフリーターの定義といってよい。 普通、自分で生活できるだけの賃金を得て、そして自由に楽に生きられるのであればフリーターでもいいじゃないか、何の不利益があるのだろうと考える若者は多いだろう。しかし、僕は各人が担う責任、自己への投資という点で正社員とフリーターは大きく異なると考える。 責任というのは各個人に任されて初めて意味を持つ。上司から仕事を任され、その与えられた仕事に使命感を持って打ち込むこと、この継続によって評価され、人間は仕事に喜びを感じ、その喜びが日々の生活に潤いを与えてくれるはずだと考える。 また自己への投資というのは、自分の能力を磨くために時間と熱意を費やしているということ。ゆくゆくは大きな見返りとなって返ってくるという考え方で生きると全く違ったものになるはずだ。やはり一番の見返りというのは、キャリアではなく、キャリアに裏打ちされた自信と能力を持つことができるということなのだと思う。
  • レポート 社会学 フリーター 定職 プータロー
  • 550 販売中 2005/07/05
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  • フリーター問題の捉え方
  • 私はフリーターと一言で言っても人によって千差万別だと思っている。就職できずにやむを得ずフリーターをしている人。ひとつの会社に縛られたくない人。自分に向いた職業がわからずさまよっている人。夢(俳優、医者、弁護士…)を目指して、それまでの収入源としてバイトをしている人。本当に様々だ。私の周りにも様々な理由でフリーターをしている人がいる。その人たちの話、未来への展望を聞く限り、みなきちんと自分の意思と将来へのプランを持ってフリーターをしている。私はフリーターが情けなく駄目な存在だとは思えない。少なくとも私の周りにいるフリーターは、尊敬に値するような人間ばかりなのだ。ただし世の中には「これだから最近の若者は…」と言いたくなってしまうような考えでフリーターをしている人も少なくないのかもしれない。これらの人々をフリーターというひとつの言葉でまとめ、ひとつの見方で見るということがそもそも無謀なのではないだろうか。アルバイトが必ずしも社員より楽なわけではないし、フリーターは社員より駄目な存在だという決め付けは間違っている。フリーターであろうが正社員であろうが、自分の言動と自分の人生に責任をもたなくてはならない。
  • レポート 教育学 フリーター 現代 将来
  • 550 販売中 2006/07/25
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  • 大人になることの難しさ「フリーター問題
  •  なぜこのテーマに関心を持ったかというと、私自身や周りの友人の将来に関わってくる大事な問題だからである。高校の頃は「大学に行けば就職できる」と何となく思っていたが、この授業を通して、また実際に卒業した先輩や就職活動をしている先輩を見たり、話を聞いて、将来に対する不安と関心を抱いた。それで、なぜ若者のフリーターが増えているのか、若者のフリーターが増加することによってどのようなことが起こるのか、を考えて行きたいと思う。  フリーターの人数はここ10年で2倍になったといわれている。その背景には様々な要因がある。最も大きな原因なのが、社会構造の変化だと思う。平成の大不況から来る就職難、企業の人件費削減などである。そして企業競争のグローバル化だ。企業は労働賃金の最も安いところ(つまり国外)でものを作り、最も高額、もしくは大量に売れるところで売るといった感じである。不況によりフリーターが増加するということは、社会全体の生産性が低下するという悪循環につながってしまう。また、若者のフリーターは経済的自立が難しいため、親と同居するケースも多く、授業で取り扱った問題のひとつ、未婚・晩婚化問題や、少子化にも影響を及ぼしている。下の資料に挙げるように、フリーターの6割は高卒者と大卒者が占めている。  社会構造とともに、日本の雇用構造が大きく変わっている。それによってアルバイトや派遣などの流動的な労働者層はますます増えている。アルバイトで働く人たちがいなければ、社会そのものが成り立たなくなっているのが現代の日本の状況である。  つまり、企業側が自分の会社で育成する人材を厳選するようになってきているということである。それはバブル崩壊の頃からである。もともと日本の雇用のスタイルでは、企業が学卒者を一括して採用し、能力開発をしてきた。
  • レポート 教育学 教育 フリーター 大人 社会問題 職業
  • 550 販売中 2006/02/23
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