○ コスタリカについて
コスタリカという国は非常に興味深い。平和憲法を持つ国、軍隊を持たない国として有名であるが、その背景にはやはり平和教育による影響が大きいのではないか。日本と同じ平和憲法を持ち、日本とは違い自衛隊のような組織を持たずに軍事費をそのまま教育や福祉に充てる。その、理想ともいえる国の形態は一体どうやって維持されているのか。そしてそれが実現する民主主義とは他国とどこが違うのか。これからの平和教育の在り方を考える上でも非常に重要な視点になると考える。
コスタリカの政府観光局ホームページには、大きく
「軍隊を捨てた 自然保護の先進国 年金生活者の楽園」
とある。そして国の紹介として、次の項目が挙げられる。
◆ 世界で唯一の非武装永世中立国
◆ 国連平和大学及び地球評議会事務所設立
◆ アリアス大統領(当時現役) ノーベル平和賞受賞
◆ 国家予算の21%が教育費(2000年度)
◆ 200海里経済水域を世界で最初に宣言
◆ 国土の約24%が国立公園(保護区)
◆ 地球上の全動植物種の約5%が生息
◆ ペンショナード政策・・・年金生活者の受け入れ
◆ 世界人権裁判所
コスタリカは430万人が暮らしており、そのうち40万人から100万人がニカラグアからの難民、移民と言われている。面積は約51000平方キロで、九州と四国を合わせたくらいとされ、1953年以降実施されたすべての大統領選挙が民主的に行われている中南米で最も安定した民主主義国のひとつである。
平和先進国コスタリカ
○ コスタリカについて
コスタリカという国は非常に興味深い。平和憲法を持つ国、軍隊を持たない国として有名であるが、その背景にはやはり平和教育による影響が大きいのではないか。日本と同じ平和憲法を持ち、日本とは違い自衛隊のような組織を持たずに軍事費をそのまま教育や福祉に充てる。その、理想ともいえる国の形態は一体どうやって維持されているのか。そしてそれが実現する民主主義とは他国とどこが違うのか。これからの平和教育の在り方を考える上でも非常に重要な視点になると考える。
コスタリカの政府観光局ホームページには、大きく
「軍隊を捨てた 自然保護の先進国 年金生活者の楽園」
とある。そして国の紹介として、次の項目が挙げられる。
◆ 世界で唯一の非武装永世中立国
◆ 国連平和大学及び地球評議会事務所設立
◆ アリアス大統領(当時現役) ノーベル平和賞受賞
◆ 国家予算の21%が教育費(2000年度)
◆ 200海里経済水域を世界で最初に宣言
◆ 国土の約24%が国立公園(保護区)
◆ 地球上の全動植物種の約5%が生息
◆ ペンショナード政策・・・年金生活者の受け入れ
◆ 世界...