連関資料 :: 人間が人間であることとは

資料:340件

  • 青年期の身体的・生理的変化(成熟)が自己概念の形成や人間関係にどのように影響を及ぼしているのか
  • ■Marginal man■ 青年期とは思春期の発来に始まり、子供から成人への心理社会的移行期として対象とされる第二次性徴出現から大学生頃までの年代とされる。学童期と成人期の中間の、大人でも子供でもない境界的(マージナル)な存在といわれるが、これは青年期が子供から大人へと移行する過渡期であるという意味である。だが、単に個人にとって過渡期であるだけではなく社会的にも過渡的な存在であり、社会的・心理的成熟による発達段階の区分ということができる。 この青年期はいくつかの段階に分けられると考えられている。しかし、これはあくまでおおよその数値にしか過ぎず、もちろん個人差もある。近年では、青年期の延長により22〜30歳頃までの期間を前成人期として青年期に含めるようにもなってきた。そして何よりも、この移行は一生のうちの節目となるような出来事(ライフイベント)と関係がある。 ■青年期の年代区分■ 青年期において小学校高学年頃からあらわれる、女子でいえば初潮、男子でいえば精通の体験による、いわゆる第二次性徴の見られる女子10歳前後、男子12〜15歳頃までを前青年期(思春期)と呼ぶ。思春期前半にあたり潜伏期(学童期の終わり)である。日常的には青年期よりも思春期という言葉の方がよく使われるが青年期の方が概念的に広い意味を持つ。一言で表現すれば、思春期は生理的・生物的な発達による区分、青年期は人格の発達による区分とでもいえるだろう。 この時期は心身の変化が大きな役割を果たす。第二次性徴に入ると急速な身体的発達を遂げるが男女によって異なる。
  • レポート 心理学 青年期 自己概念 人間関係 身体 心理
  • 550 販売中 2006/04/17
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