肺結核

閲覧数2,551
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    肺結核
    1.上の疾患の定義、病態、症状、予後について簡潔に記せ。
    定義
    結核菌によって起こる慢性の肺の感染症。感染初期は無自覚であるが、病巣が広がると各種症状を呈するようになる。ツベルクリン反応や喀痰中結核菌の証明などで診断される。
    病態
    結核菌の感染経路は、通常は飛沫感染が多いが、まれに塵埃感染も起こりうる。初感染では、吸入された結核菌は絨毛輸送により咽頭まで運ばれ、痰とともに喀出あるいは嚥下され便とともに排出されるが、一部は肺実質領域に沈着し増殖する。沈着部位に好中球やマクロファージが遊走・集積するが、結核菌は貧食されるものの死滅せず、マクロファージ内で増殖するものもいる。
    取り込まれた菌...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。