連関資料 :: 着色料
資料:2件
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着色料の分離および同定
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(1)毛糸染色法
「目的」
毛糸染色法で食品中の色素を抽出する方法を習得し、染色毛糸の酸・アルカリに対する反応を観察し、判定の基準にするため行った。
「試料」
商品名…サイダーボールラムネ
種類別名称…清涼菓子
原材料名…砂糖、コーンスターチ、酸味料、香料、着色料(青色1号)
「試薬」
・1N酢酸…2ml ・ 1%アンモニア水…5ml ・ 36%塩酸…5ml
・80%硫酸…5ml ・ 10%水酸化ナトリウム…5ml
「器具」
・ビーカー(100ml容) ・ 駒込ピペット(5ml 、 10ml 、 3ml 容) ・ ゴムキャップ
・ガラス棒 ・ 薬さじ ・ はさみ ・ 乳鉢 ・ 乳棒
・試験管 ・ 試験管立て
・ロート ・ ウォーターバス ・ 保存用瓶 ・ 羊毛(1,5m) ・ ラップフィルム
・輪ゴム
「試料の調整:前処理」
キャンデー;試料に約5倍の温湯(純粋を温めて使った)を加えて溶解し、試験液とした。
「実験方法」
?試験液10mlに1N酢酸2mlを加えて酸性とし、あらかじめ純粋でぬらした脱脂毛糸0,1〜0,5g(約1,5m)をトグロ状にして入れ、液に浸漬して、湯浴上で30分間加熱した。
※試験液の着色料が薄い場合は液量を多めに用意する。
※加熱巾は液が蒸発しきらないように適宜液を足す。また、毛糸が十分染色されるよう、ガラス棒で毛糸を沈むように押さえる。軍手着用のこと。
※毛糸の着色度合いが少ない場合には、加熱中に適宜試験液の追加が必要である。その際、追加した試験液10mlに対して1N酢酸2mlも併せて追加すること。
?着色した毛糸を取り出し、水道水で十分洗った。
?染色毛糸を取り出し、空気中で乾燥後、端から10cmほどを切った。これを更に5つに切り分けて?以降の実験に用いた。残った140cmほどの毛糸は「薄層クロマトグラフィ」の実験に使用するので、それまでは適当なビーカーなどに入れてラップフィルムをかけ保存しておいた。
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