実験7: 0.05mol/L 臭素液の調製と標定
【実験の目的】
次回の実験で使用する0.05mol/L 臭素液を調製、標定し、ファクターを決定する。ファクターの決定には、前回の実験で作成した0.1mol/L(f=1.015)Na2S2O3 を使用した間接法で行う。
【使用実験器具】
褐色試薬瓶、試薬瓶、ヨウ素瓶、メスシリンダ、ロート、安全ピペッタ、
メスピペット、駒込ピペット、メートルグラス、ビュレット、ビーカ、
薬包紙、スパーテル
【使用薬品】
Ⅰ) 調製
KBrO3、KBr
Ⅱ) 標定
HCl、KI、Na2S2O3溶液(実験11で作成したもの、ファクタfNa2S2O3=1.015)、
デンプン試液
【実験方法】
Ⅰ) 調製
褐色瓶にて、KBrO3 0.7g、およびKBr 3.75gに蒸留水を加えて溶かし250mLとした。
Ⅱ) 標定
1, 調製した臭素液25mLをヨウ素瓶中に正確に量った。
2, これに水120mL、および濃塩酸5mLを速やかに加え、直ちに密栓して穏やかに振 り混ぜた。
3, 上記試料にKI溶液...