まず、盲・聾・養護学校で学ぶ子供達の障害について述べる。
盲学校では、盲児・強度弱視児がその対象であり、聾学校では、聾児・高度難聴児が対象である。養護学校は三種類に分かれ、知的障害養護学校、肢体不自由養護学校、病弱養護学校がある。知的障害養護学校では、知的発達の遅れが著しい子供等、肢体不自由養護学校では、運動・動作の著しく困難な子供等、病弱養護学校では疾患・身体虚弱のため継続して医療または生活規制を必要とする子供等が学んでいる。
次に、盲学校・聾学校・養護学校に共通する教育の特色について以下、六つの点が挙げられる。
1. 個に応じた指導
子ども一人一人の障害の状態や発達段階などが異なるため、個別に指導計画を立て、個に応じた指導をする。将来を見据え、指導内容を決める。
2. 少人数の学級
きめ細かな、手厚い教育をするために、少人数で学級を編成できる。学級編成の標準は、例えば、小・中学校では1学級40人だが、小・中学部では6人である。
「盲学校・聾学校・養護学校にはどの様な障害をもった子供たちが学んでいるか、またこれらの学校に共通する特色はどのようなものかについて述べよ。」
まず、盲・聾・養護学校で学ぶ子供達の障害について述べる。
盲学校では、盲児・強度弱視児がその対象であり、聾学校では、聾児・高度難聴児が対象である。養護学校は三種類に分かれ、知的障害養護学校、肢体不自由養護学校、病弱養護学校がある。知的障害養護学校では、知的発達の遅れが著しい子供等、肢体不自由養護学校では、運動・動作の著しく困難な子供等、病弱養護学校では疾患・身体虚弱のため継続して医療または生活規制を必要とする子供等が学んでいる。
次に、盲学校・聾学校・...