問題:Aは内縁の妻の子Xと海水浴に出かけた。海水浴場で偶然友人BとであったAが浜辺でBと話し込んでいる間にXは足の届かないところで溺れそうになった。AはXが溺れそうになっていることに気づいたが日頃からXを疎ましく思っていたためこのまま死んでしまえばよいと思い救助しなかった。近くにいた海水浴客の数人はXが溺れそうになっていることに気づいたが、本当に危険があればAが助けるであろうし、お節介はやめようと考え救助しなかった。
第9回レポート課題 不真正不作為犯
問題:Aは内縁の妻の子Xと海水浴に出かけた。海水浴場で偶然友人BとであったAが浜辺でBと話し込んでいる間にXは足の届かないところで溺れそうになった。AはXが溺れそうになっていることに気づいたが日頃からXを疎ましく思っていたためこのまま死んでしまえばよいと思い救助しなかった。近くにいた海水浴客の数人はXが溺れそうになっていることに気づいたが、本当に危険があればAが助けるであろうし、お節介はやめようと考え救助しなかった。異変に気づいたライフセイバーが駆けつけたときにはXは溺死していた。Aは殺人罪の罪責を負うか。
①AはXを故意に助けなかったとしてAの行為を作為...