固体の比熱

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資料紹介

実験過程と測定値

 Aから発生する高温の蒸気により、試料を100℃近くまで加熱した後、C内が熱平衡に達するまで加熱し続け、その時の の示度を読み取る。次にSを開き、水温と水熱量計内の水の質量を計ったKにBを釣りおろし、よく撹拌した後に水温の最高値を読み取る。また、別作業として、以下に従い水当量の測定を行う。
・熱量計Kに ℃の温度、 gの質量の水をいれておき、これに ℃の温度、 gの質量の熱水を手早く注ぎ、よく撹拌し、熱平衡に達したときの混合水の温度 を求める。
考察
  銅、アルミニウムの二つの実験を行ったが、比熱は参考書(物理実験・上)に調べた値、比熱(銅)0.092、比熱(アルミニウム)0.22と比べると、随分値が離れているといえる。私達の行った実験が正しかったとすれば、比熱だけをみても銅が48%、アルミニウムが18%も参考書とで誤差が含まれていると考えられる。
実験に含まれる誤差は実際に存在するとは考えられるが、一体どこでこれが明白に現れたのかを検証してみたところ、水当量と混合後の水温の値が比熱に大きく関係している事が?式より考えられる。これは比熱を現す数値が他のものは実験に失敗するような部位ではなくいことから判断できた。これを検証するべく、参考書より得た数値から混合後の水温の値、 を逆算してみる事にし、以下にその数値を記す。

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資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

固体の比熱
実験目的:熱、熱量、熱容量、比熱、熱平衡、熱伝導等の概念の理解。
     熱量計の水当量の意味を理解する。
実験簡易図
: 側管付きのフラスコ(蒸気発生器)    
: 試料の物体              
: 防熱板
: ビーカー
: 注水口
: 金網
: 蒸気を通じ、物体を熱するための加熱器
: 水を満たした、防熱用の水槽
: 金属の遮閉板
: 水熱量計
: 基台                  : H内の温度を計る温度計
                       : ℃の目盛りのL型温度計
実験過程と測定値
 Aから発生する高温の蒸気により、試料を100℃近くまで...

コメント1件

shinobuu 購入
誤差に関する考察がわかりやすくかかれていて読みやすい。
2006/06/27 0:34 (19年前)

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