絵本の読み聞かせに関するガイドラインの導入について

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    『絵本の読み聞かせに関するガイドラインの導入について』
    絵本の読み聞かせについてのガイドラインを、作者・出版社の団体が作成した。「お話会・読み聞かせ団体等による著作物の利用について」という手引きで、5月12日に日本児童出版美術家連盟、日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、日本書籍出版協会が公表した。作成した4団体は「絵本は完成された造形。勝手な改変で作者が不快感を持つ事もある。細かい規定は、読み聞かせる側の不安解消を狙った。」と言う。
    読み聞かせの形態ごとに許諾の要・不要を規定した内容で、営利の場合は全て著作者の許諾が必要だとした。非営利の場合でも、投影機などを使って絵本を拡大したり、紙芝居に改変したりする場合は許諾が必要。非営利の内容も細かく定義している。
    日本図書館協会は「分かりづらい内容で、読み聞かせは法的に問題というイメージが広がり、規制に繋がりかねない」と申し入れたが、大筋は変わらなかった。現場を萎縮させるのではと疑問の声も出ている。
    朝日新聞は写真つきで「こんな読み聞かせの機会が減るのだろうか」と報じたが、その写真のお話会では拡大、改変などはない為、ガイドラインの規制には...

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