連関資料 :: <対話>のない社会

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  • 「中国古代の社会」(歴史学)『歴史学へのアプローチ法を求めて』
  • 「始皇帝は悪人だったのか」という疑問を抱き、私は鶴間和幸著『秦漢帝国へのアプローチ』を読み進めることにした。その答えへの道標は、この著作の第三章「官僚のみた専制王朝下の民衆の苦悩」に見ることができる。  始皇帝の政治は実に専制的で、官僚機構が厳格な割りに、政策面では未熟さ・稚拙さが目につくように思われる。専制政治なのだから、帝は自由放題に振舞うのが当然であるだろうが、それにしても、彼が行ったと伝えられる政治(特に土木事業)は余りにその度を越えている。  長城・隆墓・阿房宮・馳道などの巨大土木事業を民衆に対して無報酬で労役させて行うとは、よほど民衆を無知なものと考えていたからか、それとも、帝自身が民衆に人気があると考えていたからなのか、始皇帝の内心を推し量ることは難しい。だが、いずれにせよ、民衆の始皇帝(秦)への不満と反発が高まり、それによって秦が倒されたことは事実である。土木事業に数十万の人間を従事させ、死に至らせたばかりではなく、数万人もの女性や子供を異郷の地へ赴かせてしまう強引さには驚嘆するばかりである。だが、これだけでは、始皇帝が悪人だったか否かの判断をくだすには十分ではない。  そこで私は、第二章「考古学と文献資料のはざま」を注意深く読み進めることにした。私はもちろん中国古代社会の具体的内容に興味を抱いてはいる。しかし、私には刊行された歴史書や文献の全てが信用に値するか否かという判断を下す能力がないのだ。史料を通じてしか知ることのできない歴史というものへのアプローチは実に難解な作業である。
  • レポート 史学 始皇帝 古代中国
  • 550 販売中 2005/06/21
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  • 児童期・青年期における社会的認知・自己意識の変化
  • 「児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。」  社会的認知とは、社会の仕組みやルールを理解すること、その中で自己と他者の関係、他者の心理や行動を理解することを指す。子どもは、様々な人と接する中で自ら学習し、社会的認知を拡げ、社会で円滑に生活していくのに必要な価値・行動基準を身に付けていく。また同時に、その過程の中で、自己の人間性を作り出していく。  児童期には、集団内での自分の位置づけ、役割が強く意識されるようになってくる。また、他者との関わりが自己意識の高まりに大きく作用するようになる。  児童期では、学校生活がはじまる。幼児期までは親・教師との関係が強いが、小学校低学年でも、しだいに、子どもどうしの結びつきが強くなってくる。仲間を選ぶ基準は、低学年のうちは、家が近いことや席がとなりなどの表面的な理由が大きい。  中学年くらいになると、同性どうし数名のグループをつくり、何をするにもグループで行動するという特徴が目立ってくる。集団
  • 社会的認知 自己意識 社会性 佛教大学 評価B
  • 550 販売中 2008/02/25
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