連関資料 :: <対話>のない社会

資料:4,222件

  • 児童の反社会的行動への指導
  • 反社会的行動の中心とも言える少年非行は、戦後3度のピークがあった。1度目は1951年で、戦後の混乱と貧しさが主要な原因であった。2度目は64年、体制や権威への強い反抗の意図が含まれていた。そして80年代初頭になると暴走族をはじめとする遊び型非行が全国に広がっていった。更に今、少年の検挙件数が増加し第4のピークと懸念されている。それは①低年齢化②女子非行の増加③犯罪の凶悪化、④初発型非行の増加⑤私利私欲の金銭目的犯罪の増加⑥被害者としての少年の増加という特性を持っている。特に④は③と関連して、凶悪犯で検挙された少年に多く見られる。また⑤は自分の欲望の肥大化と抑制力の欠落によるものであり、自己中心的性格の現代っ子を皮肉にも良く表している。しかしこのデータはあくまでも検挙人数であり、犯罪に至らない反社会的行動を示す多くの子供が、検挙少年の裾野を形成していることを忘れてはならない。 この様な反社会的行動の具体的内容は、実に多くの要素を孕んである。中でも突出して多いのは“暴力行為”で、その様態は以下の3つに分けられる。 ①集団暴力:子供特有の集団形成の中でおこる、集団への帰属意識や集団内での存在
  • レポート 教育学 生徒指導 反社会的行動 暴力
  • 550 販売中 2007/06/19
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  • 最近起こった社会的事象で関心のあること
  •  スキミングによるクレジットカードやキャッシュカードの偽造事件の増加に関心があります。その中でも関心があるのは、クレジット業界と銀行のこのような偽造被害に対する対応の違いです。クレジットカードの場合は、不正に利用されたとしても、一定期間内に間違い請求であることが説明できれば、保険などによって返金されることが多いのに対し、キャッシュカードの場合には、偽造、盗用などによる損害について、銀行は責任を負わないという姿勢を取ってきました。 最近では、ICカード化により、犯罪を未然に防ごうという試みはなされていますが、銀行は責任を負わないという形を崩してはいません。  私はこれに納得がいきません。クレジットカードを利用する場合は、犯罪者がどこで使用するかはわかりません。それでも、不正に利用された間違い請求であることが説明できれば、返金されます。ましてやキャッシュカードは多くの場合ATMで使われるのですから、本人であるか否かの確認は容易であると思います。それなのに銀行は責任を負わないのは疑問があります。このままでは近い将来、銀行の信用不安によるキャッシュカード偽造保険なるものが商品化され、大ヒットしてしまうのではないかという懸念があります。  また、銀行では、通帳、キャッシュカードを作る際に約款が渡されますが、その中に銀行は不正引き出しなどによるリスクを負わないというニュアンスの表現があります。  これについて、もう少し説明があってもよいのではないかと思います。私は、このような約款があったことを、報道を通して知りました。  説明があれば、利用者としても事前に気をつけようと思うだろうし、たとえ被害にあっても、自分にも落ち度がまったくなかったというわけではないでしょうから、多少は納得できます。  私は、ハード面だけでの改善だけでなく、サービス面での改善も行うべきなのではないかと思います。
  • レポート 社会学 カード スキミング 偽造 犯罪
  • 550 販売中 2005/12/23
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  • 高度金融社会における企業と金融会社
  • 高度金融社会における企業と金融会社 『ライブドア vs フジテレビ』 ~ニッポン放送株をめぐる攻防~ 2005年2月末、フジテレビが傘下のニッポン放送を完全子会社化するため、TOB(株 式公開買い付け―引受・大和証券 SMBC、窓口・大和証券)を開始した。買い付け株数に 上限を設けず、応募株式の全てを買い付ける方針のものであった。よって、この TOB 実施 後は、市場流通株数・特定株主保有割合が証券取引所の上場基準に抵触する公算が強く,ニ ッポン放送は上場廃止となる見込みであった。また、TOB 価格は市場取引価格よりも高い 基準で設定された。 この後、ライブドアがニッポン放送の支配権確保を目的として、適法な市場外での取引 方法である時間外取引により、ニッポン放送株を取得し、今後も株式買い付けを行うと発 表した。これにより、ニッポン放送の株価は高騰。フジテレビによる TOB 応募も減少した。 ライブドアに支配権が移ることを防ごうと考えたフジテレビ側はフジテレビを引受先とす る新株予約権付社債の発行を決定した。 インターネットを中心とする通信産業とテレビ放送・ラジオ放送を行う放送産業との融和性は 高く、2007年に本格実施が予定されている地上波デジタル放送に象徴されるように、双方向 性を備え、かつ顧客個人の趣向に対応可能なインターネットの特徴は、放送業界にも大きな影響 を与え、そのビジネスとしての成長性は計り知れないものがある。他方で、放送事業は「公共の電 波」を使用するために、その公益性や放送内容の品質の確保・維持などを目的として、現在でも 厳格な免許制度を存置する新規参入が極めて困難な分野のひとつである。そのため、「放送免許 の保有」という未知数のビジネスチャンスを備えたニッポン放送の株式を割安な現在の市場株価 水準で手に入れることができるとにらみ、ライブドアはこの TOB の阻害作戦に出た。しかし、ライ ブドアの真の狙いはラジオ放送をメイン事業とするニッポン放送ではなく、その親会社であるフジ テレビ・産経グループが持つ メディア網であったといわれる。全国に放送網を持つフジテレビとイ ンターネットが普及した今日にあっても、未だ正確な情報源としての確固たる地位を誇る新聞メデ ィアが、自社のインターネット事業と融和することができたならば、自社のポータルサイトの価値は 上昇し、そこから得られる広告収入は莫大なものとなると推測された。 ライブドアは、フジテレビを引受人とするニッポン放送の新株予約権付社債の発行は、 商法が規定する「著しく不公平な方法」による新株の発行にあたるとして、商法280条 の10に基づく、発行差し止めの仮処分の申請を行った。 3月11日、ライブドアの新株発行差し止めの仮処分申請に対する東京地裁の決定は、 本件、新株予約権付社債の発行は「商法280条の21の『新株予約権の有利発行』(=要 件:株主総会における過半数の株式を有する株主の出席+その3分の2以上の賛成による 特別決議を要し、今回のような取締役会決議による発行決議では発行できない)にはあた らない」しかし、商法280条の10『著しく不公正なる発行』にあたる」とし、発行差し 止めの仮処分を行った。その理由として示されたのは、従来まで、いなげや事件などで示 されてきた「主要目的論」であった。新株予約権発行が支配権を争う特定の株主の持分を 低下させ、現経営陣の支配権を維持することを主要な目的としてされたものである時は、 会社ひいては株主全体の利益の保護という観点から、
  • インターネット 放送 テレビ 金融 商法 市場 株主 株式 ビジネス
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  • 未履修問題の社会的要因
  •  高校における必修科目の未履修が全国で次々と発覚している。この未履修問題にはどのような社会的要因が存在するのだろうか。  現代人は高い社会的地位を得ることを強く志向する傾向があり、その基準として、一流の企業に就職すること、そしてそのために一流の大学に進学することに高い価値が置かれる。一昔前までは、受験戦争に勝つためには高校での勉強だけでは不十分で、良い大学に行くためには塾や家庭教師など受験対策に特化した教育機関を利用する必要があった。しかし経済的に余裕のない家庭の子供はこのような学校外の受験教育を受けられない。そのため経済格差によって大学受験に有利不利が生じ、結果として階級を再生産してしまうと
  • 社会学 未履修問題 必修科目 階級の再生産 階層 格差 受験
  • 550 販売中 2008/01/16
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