循環器と運動

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    資料紹介

    実験1
    【目的】
     水銀血圧計を使い安静背臥位、安静立位の血圧・心拍数を測定し、体位の変換による循環系の変化について考察する。

    【実験方法】
     28歳女性被験者の左上腕に水銀血圧計のカフを装着する。プラットフォーム上で背臥位になり、安静状態で血圧、心拍数を測定する。その後立位になり安静状態で血圧・心拍数を測定する。背臥位・立位交互に3回ずつ測定する。血圧測定時の上腕の位置は心臓の高さと同程度とする。

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    実験1
    【目的】
     水銀血圧計を使い安静背臥位、安静立位の血圧・心拍数を測定し、体位の変換による循環系の変化について考察する。
    【実験方法】
     28歳女性被験者の左上腕に水銀血圧計のカフを装着する。プラットフォーム上で背臥位になり、安静状態で血圧、心拍数を測定する。その後立位になり安静状態で血圧・心拍数を測定する。背臥位・立位交互に3回ずつ測定する。血圧測定時の上腕の位置は心臓の高さと同程度とする。
    【結果】
     3回の測定結果の心拍数の平均は背臥位で62p/min、立位で72p/minであった。収縮期血圧の平均は背臥位で91.333mmHg,立位で 85.333mmHgであった。拡張期血圧の平均は背臥位で58mmHg、立位で56.667mmHgであった。
    【考察】
     背臥位での心拍数は立位での心拍数よりも少ない。一方、収縮期血圧は立位よりも背臥位のほうが高く、拡張期血圧も立位のほうがやや高い。
     これは背臥位から立位になる際に重力の影響で血液が下肢の静脈にたまって静脈血還流量が減少する。このため心拍出量がやや減少する。よって血圧が下降する。また、心拍出量に伴い、心拍数...

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