糖の定性実験

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資料紹介

【目的】
試料が、単糖か二糖か多糖、還元糖か非還元糖であるかを、今回は6種類の試料の性質を調べる。また、その結果から未知試料はどの試料の結果と一致するかを調べる。

【原理】
・ モーリッシュ反応・・・接触面に赤紫色の環が観察される。

・ フェーリング反応・・・沸騰浴中に加熱すると、亜酸化銅の赤色沈殿を生成する。

・ バーフォード反応・・・沸騰浴中に加熱すると、単糖の場合には5分以内に亜酸化銅の
赤色沈殿を生じるが、二糖の場合は反応が十分進まない。

・ セリワノフ反応・・・沸騰浴中で加温すると、3~5分間で淡赤色〜暗赤色を呈し、さら
に加熱を続けると暗赤褐色の沈殿を生成する。

・ オルシン塩化鉄反応・・・五炭糖を含む溶液は青緑色〜青紫色に変化し、やがて暗青色
に濁るのに対し、六炭糖は赤紫色〜褐色を呈する。

・ ヨウ素−デンプン反応・・・鎖長の長いデンプンは青色、デキストリンは紫〜赤色、マ
ルトースは無色を呈する。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

【目的】
試料が、単糖か二糖か多糖、還元糖か非還元糖であるかを、今回は6種類の試料の性質を調べる。また、その結果から未知試料はどの試料の結果と一致するかを調べる。
【原理】
モーリッシュ反応・・・接触面に赤紫色の環が観察される。
フェーリング反応・・・沸騰浴中に加熱すると、亜酸化銅の赤色沈殿を生成する。
バーフォード反応・・・沸騰浴中に加熱すると、単糖の場合には5分以内に亜酸化銅の
赤色沈殿を生じるが、二糖の場合は反応が十分進まない。
セリワノフ反応・・・沸騰浴中で加温すると、3~5分間で淡赤色~暗赤色を呈し、さら
に加熱を続けると暗赤褐色の沈殿を生成する。
オルシン塩化鉄反応・・・五炭糖を含...

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