急性期の理学療法
○目的
・救命
・病巣の広がりや再発の防止
・廃用症候群の予防
○リスク管理
・顔色、表情、欠伸などの注意深い観察
・バイタルサインのチェック
・頻回な呼びかけとそれに対する反応のチェック
・心電図モニターのチェック
○急性期における評価の進め方
・意識障害の程度、安静時のバイタル、体動時のバイタルの変化、
排尿・排便の状況のチェック
※精神機能の混乱や脳浮腫による一過性の高次脳機能障害に注意
・麻痺の程度と回復状況
①意識障害の状況に左右されやすい
②早期一ヶ月間の回復は急展開 → 運動麻痺が回復?or進行?
※原因 :血腫の吸収(回復)、梗塞の進度・病巣の拡大&再発(進行)
※脳の損傷部位が少ないと、早期からの上下肢の動きが出る
・筋緊張の状況 → 静的、動的、他動的抵抗感、保持能力、操作時変化
・ベッド上動作の遂行能力
・姿勢安定性と身体活動能力
・高次脳機能障害の程度
・感覚障害の程度
・非麻痺側の機能
・四肢の浮腫の状況
・関節可動域
・痛み
・家族や人間関係
○目標設定
・機能的予後予側に従った、退院先...