認知症の分類・評価尺度・作業療法について
認知症の分類
認知症分類
認知症名
アルツハイマー型認知症
Lewy小体型認知症
前頭側頭型認知症
脳血管性認知症
発症年齢
65歳以上(老年期)
40歳前後~高齢者
40歳~60歳代(初老期)
60歳代より多くみられる
性別
女性に多い(1:3)
男性に多い
特になし
男性に多い
経過
緩徐、常に進行する
段階的に進行
人格変化
晩期に崩壊
晩期に障害
早期に崩壊
保たれる
病識欠如
なし(初期にはあり)
なし(初期にはあり)
なし
ある
特徴的な症状
もの忘れ(記憶障害)・物盗られ妄想(エピソード記憶)・見当識障害・判断能力障害・失行・失認・遂行機能障害
幻視・妄想・パーキンソンニズム・抗精神病薬に過敏性あり
人格変化(脱抑制・感情鈍麻・自発性の低下)・自発語の減少・行動異常(常同行動)・滞続言語
感覚障害・運動障害・情動失禁・まだら認知症・抑うつ・自発性低下・遂行機能障害・夜間せん妄
CT/MRI
頭部CT,MRIにて側頭葉内側面(海馬)を中心に大脳皮質の委縮、脳溝や...