連関資料 :: 「保育」とは何かについて論ぜよ

資料:6件

  • 保育」とはかについて論ぜよ
  •  「保育」とは何かについて論ぜよ。 1.はじめに  「保育」とは、保育所や幼稚園における乳幼児を対象とした“集団施設保育”と、家庭における乳幼児を対象にした“家庭保育”の両方を含むものとされている。集団施設保育も家庭保育も、子育てに対する目的やめざすものは同じである。ここでは、保育所や幼稚園における乳幼児を対象とした“集団施設保育”について考えていきたい。 (1)保育と教育、養護の関係  「保育」という言葉には、「安んじ育てること、撫育(可愛がって育てること)」「まもり育てること、幼児の心身を保護し、正常な発達を遂げさせること」「幼児を保護し育てること」といったような意味がある。つまり「保育」とは、“養護”と“教育”が一体となったものであり、養護的な営みのなかにも教育的作用が含まれており、教育的働きかけのなかにも養護的な要素が含まれている。 (2)育つ、育てる、育ち合う  保育とはひとことでいえば「育つ、育てる、育ち合う」ことといってもよいと思う。ある時期がくると子どもに表現(イメージ)の世界が育ってくる様子をはっきりと読みとることができる。  保育界には、1・2歳児のうちは個々を大切にして、集団生活は3歳以上児から、という考えがかなり根強くある。でも大事なことは、そうした大人の固定的な子どもへの枠組を先行させることではなく、目の前にいる子どもの事実を見つめながら、遊びやかかわり方を育てていくのが本来の筋ではないかと思う。  保育者は一方的に子どもを育てるだけではなく、子どもは子ども同士のかかわりのなかでも育っているし、保育者も子どもとかかわりながら、保育者自身もその過程でいろいろな発見をし、成長していることがわかる。そして、保育者が育つことによって、子どもへのかかわりがより適切となり、子どもが育っていくという環境になる。つまり、「育つ、育てる、育ち合う」ということになるのである。 (3)ともに生活を創る  子どもたちが日常生活のなかで自発的にやっていることに目を向けてばかりでなく、より充実した生活、すなわち「生活へ」と高めていくための保育者の存在が必要である。その場合、可能な限り子どもたちが日常の生活のなかで経験しているような“自然な生活形態”をこわさないで、子どもの生活の必然性や必要感に即して「生活へ」と高めていくことが重要である。  新しい「幼稚園教育要領」や「保育所保育指針」では、子どもが「自分で、自分が、自分から」という気持ちをもって取り組むという“子どもの主体的活動”の重要性を強調している。それは子どもがやらされるものは義務としてやっても、子どもの発達のなかに組み込まれていくものとはならないからである。しかし、主体的活動を促す保育者の役割も重要であり、子どもの発達や一人ひとりの特性に合ったきめ細かな援助は欠かすことはできないのである。 2.保育のとらえ方の変遷 (1)第二次世界大戦前  1877(明治10)年、わが国最初の幼稚園として発足したのは、東京女子師範学校付属幼稚園である。書物としては1879年にわが国最初の保母となった豊田芙雄が「保育の栞」を出した。1906年に中村五六が「保育法」を出した。この書物の中では、保育は「幼児を保護養育するの意にして幼児教育の義に外ならず」とされている。1889年、わが国最初の幼稚園に関する総合的な法令である「幼稚園保育及設備規程」のなかでも、保育ということばを使って幼稚園の機能を広くあらわしている。 (2)第二次世界大戦後  1947年に幼稚園は学校教育法によって、「 学校」として位置づけられる
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  • 保育」とはかについて論ぜよ。(保育原理)A判定
  • 保育原理、A判定です。 「養護的な営みの中に教育的作用が含まれ、教育的働きかけの中にも養護的要素が含まれている事は、非常に重要です。」と、この文言が入っていることを評価いただきました。 また、「さらに指針の第3章を読んで教育とは何か、養護とは何かを論述すればさらに良くなると思います。」とのお言葉も頂きました。 サポート校のこの教科の先生によれば、返却されたレポートの評価を見ると、さほど内容のレベルが変わらないレポートでも、評価をする先生によってだいぶ評価が分かれる教科のようです。 きっちりポイントを押さえてレポートを仕上げることが重要になるようです。
  • 保育原理 環境 保育 福祉 子ども 発達 学校 社会 幼児 地域 幼稚園 東京福祉大学 A判定
  • 550 販売中 2012/01/26
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