「盲学校・聾学校・養護学校にはどの様な障害をもった子どもたちが学んでいるのか、またこれらの学校に共通する教育の特色はどのようなものかについて述べよ。」
各学校によって、その生徒達が持っている障害は様々である。それぞれの学校についての特徴を述べたい。
①視覚障害(盲児、強度弱視児)を有する子どもたちは盲学校で学ぶ。彼等の能力について問題とされる点は、物の形などを見分ける力である視力であり、一般に両眼の矯正視力が0.3未満の子供は、教育上特別な配慮が必要である。また、視野狭窄や眼球運動障害等の視力以外の視機能障害のものも盲学校に就学する。
②聴覚障害(聾児、高度難聴児)を有する子どもたちが籍を置...