核家族

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資料紹介

「あなたは結婚したら、核家族か拡大家族か」
　まず、核家族のメリットですが１番大きいのは食事の時間や起床時間、就寝時間などで他の世帯の人を気にする必要が無いということだと思います。拡大家族になると、当然行動する時間帯が違う人と接することになります。例えば、おじいちゃんやおばあちゃんは夜早く寝ますがお父さんは夜遅くに仕事から帰ってきて、それから夕食を食べ、お風呂に入り、寝るということになります。お父さんはすでに寝てしまっているおじいちゃん達を気にして、ゆっくりとテレビを見たりすることもできないでしょうし、おじいちゃんたちはおじいちゃんたちで起きているお父さんが気になってしまうかもしれません。
　もう１つ核家族のメリットは嫁と姑などといった関係で配偶者の両親ともめる心配が少ないということがあげられると思います。テレビなどで見る嫁と姑のようになりたくないということから、結婚しても夫の両親とは一緒に暮らしたくない、と考えている女性は多いのではないでしょうか？実際、最近核家族世帯が増えているのにはこういったことも関係しているのではないかと思います。この点は女性だけでなく、男性にも関係があるでしょう。女性に比べると家に居る時間は少ないことが多いとはいえ、やはり妻の両親が一緒に暮らしていたら、毎日ある程度は気を使って生活することになるのではないかと思います。
　核家族の３つ目のメリットは長期休暇の際に田舎に帰省するなどといった楽しみができるということがあります。これは両親などとそれなりに離れて暮らしている場合に限りますが、東京に住んでいても例えば両親が北海道に住んでいれば、夏休みを利用して北海道に子どもを連れて行って、北海道の自然を教えるということができるかもしれません。さらに、その土地の特産物などを送ってもらったり、自分の住んでいるところとは違った場所での特別な経験などをさせてもらったり、教えてもらったりすることができるかもしれません。
　次に拡大家族のメリットですが、１つ目は食事を作るのが楽、ということがあげられると思います。例えば、一緒に生活しているとしたら、極端な話、食事を作るのは１週間のうち半分で済みます。食事を別々にとっているとしても、多く作り過ぎてしまったときにそれを分ければ、逆に感謝されるかもしれません。
　２つ目はそれぞれの世代の長所を活かせるということがあります。おじいちゃん世代にはDVDによるテレビ番組の録画やFAXの操作などといった最近の機械を動かすのが苦手という人が多いですが、それを若い世代の私たちが手伝ってあげることができます。逆に私たちは歴史としてしか知らない戦争の話など、豊富な経験をおじいちゃん世代から直に聞くことができます。こういった違った世代間の触れ合いはとても大切なことだと思います。
そして、最後に私が拡大家族であることの最大のメリットであると思うのは、緊急事態の際の助け合いができるということです。例えば、子どもがまだ小さいときに自分が風邪などを引いてしまって、父親は会社に行っていて面倒を見てもらうことはできない、という場合に拡大家族だと両親にそのときだけ子どもの面倒を見てもらうことができるのではないかと思うのです。熱があっても子ども１人の面倒くらい見られるという人がいるかもしれませんが、子どもというのは大概の場合、大人よりも免疫力がありません。熱がある人間がそばに居ては子どもにもうつってしまうかもしれません。ですが、拡大家族であればおじいちゃん、おばあちゃんに子どもの世話をしてもらって、自分はゆっくりと風邪を治すことに集