論理学、円鐸的推理、帰納的推理

閲覧数3,618
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    はじめに、演鐸的推理とは一般→特殊、全体→部分、原因→結果という方向に辿られた推理を言う。具体例を出すと、
    「中大通教の学生はレポートを提出しなければ単位を修得できない。故に、私はレポートを提出しなければ単位を修得できない。」
    この例においては「私」という存在は「中大通教の学生」の部分であり、その存在は全体(中大通教の学生)に包括される。


     次に、帰納的推論とは特殊→一般、部分→全体、結果→一般という方向に辿られた推理を言う。先程の例(登場人物は中大通教学生とする)を使うならば、
    「私はレポートを提出しなければ単位を修得できない。A君はレポートを提出しなければ単位を修得できない。B君はレポートを提出しなければ単位を修得できない。故に中大通教の学生はレポートを提出しなければ単位を修得できない。」
    個々の事実の観察や実験の結果確認された若干のデータをもとにして、それを一般的な立言にまで拡大するのが帰納的推論である。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     はじめに、演鐸的推理とは一般→特殊、全体→部分、原因→結果という方向に辿られた推理を言う。具体例を出すと、
    「中大通教の学生はレポートを提出しなければ単位を修得できない。故に、私はレポートを提出しなければ単位を修得できない。」
    この例においては「私」という存在は「中大通教の学生」の部分であり、その存在は全体(中大通教の学生)に包括される。
     次に、帰納的推論とは特殊→一般、部分→全体、結果→一般という方向に辿られた推理を言う。先程の例(登場人物は中大通教学生とする)を使うならば、
    「私はレポートを提出しなければ単位を修得できない。A君はレポートを提出しなければ単位を修得できない。B君はレポー...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。