整形外科レポート 膝関節の運動学について

閲覧数5,382
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    運動自由身体看護看護学

    代表キーワード

    看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    膝関節の運動学について
    【はじめに】
     膝関節は、大腿骨内・外側顆、脛骨内・外側顆、膝蓋骨大腿骨関節面の三つの関節面で構成されている。関節包の前面は薄く神経性に富み、後面は強靭で弾力性に乏しい靭帯組織で補強されている。屈曲の可動性は自由度が大きく、過伸展や側方動揺は抑制される構造になっている。膝関節には体重支持時の安定性保持、歩行・走行に伴う大きな可動性が要求される。
    【大腿骨脛骨関節(Femoral Tibial Joint=F-Tjoint)
     ・身体のうちで最も大きい関節
    ・蝶番関節で自由度は2度(完全伸展位では軸回旋が不可能)
    ・生理的外反は170~175°(大腿骨体の軸と下腿軸)
    ⇒180°以上:内反膝、170°以下:外反膝
    ・Quadiceps angle(Q‐角):正常13~18°
    ⇒上前腸骨棘から膝蓋骨中央を結んだ直線と脛骨粗面と膝蓋骨中央を結んだ直線のなす角。
    大腿‐脛骨角(Femoral Tibial Angle=FTA):X‐線所見では約6°
     1)屈曲・伸展
      ・可動域:屈曲(135°他動的には160°ぐらいまで可能)、伸展(0~5°)
      ・制限因子
       ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。