連関資料 :: 整形外科レポート 骨折について

資料:7件

  • 整形外科レポート 鎖骨骨折について
  • 鎖骨骨折について                  【肩関節】  肩関節は肩複合体とされ、解剖学的関節としての肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節が存在し機能的関節として肩甲胸郭関節、第二肩関節、C-Cメカニズムが存在する。 【鎖骨(clavicula)】  鎖骨は胸郭上端の前方でほぼ水平に位置する長骨で、その両端はそれぞれ肩甲骨及び胸骨に接する。鎖骨は皮下に触れやすく軽くS状にまがり、内側方の大半は前方に、外側方の小半は後方に凸隆する。鎖骨を分けて、胸骨端、肩峰端、および鎖骨体とする。  胸骨端:内側端をいい、やや肥厚して鈍角三角形をなし、その内側面には胸骨柄の鎖骨切痕と連結する四角形の凹んだ胸骨関節面を認める。また、この部の上面から胸鎖乳突筋の鎖骨頭が起こる。  肩峰端:外側端をいい、内・外の方向に圧された扁平形をなし、その外側自由端には肩甲骨に接する小楕円形の肩峰関節面を認める。  鎖骨体:中部をなし、両端に比べて細く、やや四角柱状で、下面には浅い溝があり、ここに鎖骨下筋がつく。なお、下面には二個の粗面がある。そのうち、胸骨端の近くにあるものを円錐靭帯結節および菱形靭帯線という。前
  • 運動 障害 神経 種類 保存 看護 看護学
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  • 整形外科レポート 踵骨骨折,OA,RAについて
  • 整形回診レポート                踵骨骨折     【はじめに】  踵骨は足の縦アーチ構造の後方部分で、多くの足底筋が付着し、ほかの足根骨と強靭な靭帯によって連結して体重を支え、底屈運動においてアキレス腱のレバーアームとして作用する。また内返し、外返しが主運動の距踵関節や横足根関節を構成し、足根部の運動の中心的役割を果たしている。踵骨骨折は足部の骨折では最も頻度が高い骨折で、原因は高所から落ちて踵をつく場合が多く交通事故の場合もある。 【症状】  受傷直後より、患肢、特に踵部への荷重が不能となる。皮下出血、腫脹が著明であり局所の圧痛と足関節運動に伴う痛みが激しい。 【診断】  Ⅹ線像は、前後左右方向のほか、軸射とアントンセン法で撮影する。前者は踵骨後面にフィルムをおき、足関節をなるべく背屈させて足底部から斜方向にとる。  後者は、足部の外面をフィルムの上に置き20度乗法30度後方からⅩ線を入れる。正常では、踵骨溝を中心として後距踵関節面が平行に見えるので、骨折による関節面の転位をはっきり診ることができる。  完全な踵部体部骨折では踵骨は扁平化する。Ⅹ線左右像で踵骨隆起上端
  • 障害 運動 変化 原因 治療 神経 主体 看護 看護学
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  • 整形外科レポート 高齢者の転倒骨折と認知症について
  • 『高齢者の転倒骨折と痴呆について』               【はじめに】  今回、転倒により大腿骨顆上骨折に痴呆が合併した患者さんを担当し、アプローチを行っているが、回復が遅延しているために合併症の老人性痴呆を疑い、これらの関係を調べ以下に報告する。 【高齢者の位置つけ】  WHOは65~74歳を“the elderly”、75歳以上を“the aged”としており、国内外ともに、65歳以上を高齢者と呼ぶことが多い。そして、先進国においては、この年齢層の増加に伴う骨折の増加が著しいことが社会問題となっており、その予防と治療が重要性を増している。 【高齢者の転倒】  高齢者の転倒は様々な問題を内包している。その最大のものは転倒時の外傷であり、なかでも骨折であることは明らかなことである。特に高齢者における大腿骨頚部骨折は、治癒に長い期間を要し、安静臥位中に体力の著しい低下をきたして寝たきりになる確率も決して低くはない。このような大腿骨頚部骨折受傷者の90%以上は、転倒により骨折を引き起こしている。  さらに、転倒による外傷の有無に関係なく、転倒経験そのものがその後の本人の自信喪失や歩行・・・ 【転等・骨折の予防】
  • 高齢者 問題 評価 比較 変化 影響 予防 合併 原因 精神 看護 看護学
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  • 整形外科レポート 高齢者の転倒骨折と認知症
  • 『高齢者の転倒骨折と痴呆』 【はじめに】  今回、高齢者の骨折にアプローチしていく中で、痴呆が問題点の回復の遅延を起こしている要因であると考えたために高齢者の転倒骨折と痴呆の関係を調べ以下に報告する。 【高齢者の転倒骨折の特殊性】  高齢者では、転倒経験が身体的及び精神的な影響を及ぼす。転倒は、時には明らかなに歩行能力の低下をきたし、約5%に骨折を招来する。 高齢者はささいな転倒で骨折する。高齢者の転倒には内的要因と外的要因がある。内的要因には末梢神経障害、坐骨神経障害、姿勢異常、注意障害などがある。葛原は、転倒の理由は、加齢によって視力、聴力、平衡感覚、位置覚、四肢筋力、瞬発力、機敏動作などが低下して転倒しやすい状態にあるためであり、これらに何らかの疾患が加わると、さらに転倒しやすくなると述べている。これらに加えてCummingsらは、痴呆、鎮痛剤・睡眠剤の内服、パーキンソン病の既往など具体的な疾患や薬剤の影響をあげている。外的要因には段差、敷居など家屋構造の問題、スロープ、コード、ジュ-タンのつまずき、床面の滑りなどである。  高齢者の場合、骨折が治っても再び別の骨折を引き起こすこ・・・ 【転倒予防策】
  • 環境 高齢者 問題 障害 自立 能力 リスク 生命 合併 リハビリテーション 看護 看護学 転倒予防 合併症 予後 歩行 精神疾患
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  • 整形外科レポート 大腿骨頸部骨折(大腿骨頚部骨折)
  • 大腿骨頸部骨折(外側)、Gamma locking nail術後の後療法について                  Ⅰ.老人の骨折     老人の骨折は骨粗鬆症が背景にあり、比較的小さな外力で発症し、成人の骨折とは多くの点で異なる。治療法としては上肢の骨折は出来るだけ保存療法を、下肢の骨折は出来るだけ早期離床を図るために積極的に手術を行なっている。老人は出来るだけ歩行能力の維持に努める。関節周囲の骨折が多く、関節機能の障害が起こりやすい。特に関節固定により容易に関節拘縮、筋肉の萎縮、褥瘡などを生じやすい。そしてその回復が遅くなるので、長期間の外固定は慎まなければならない。また、老人の骨折は骨皮質が薄く、外力が小さい割に骨折すると粉砕されて骨欠損が大きく、解剖学的な整復が困難なことが多い。あまりに局所にとらわれず関節の機能障害を最小限にするように心がける。老人は全身的合併症を多く持っている。合併症のコントロールも大切で、場合によっては合併症の治療が優先されなければならない。 Ⅱ.大腿骨頸部骨折    大腿骨頸部骨折は高齢者に多くみられ、骨粗鬆症が深く関係し、ささいな転倒が骨折を引き起こす
  • 高齢者 問題 障害 老人 合併 治療 分類 能力 生活 精神 看護 看護学
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  • 整形外科レポート 大腿骨頸部骨折(大腿骨頚部骨折) 40ページ
  • 大腿骨頚部骨折について はじめに 大腿骨頚部骨折はリハビリテーションの対象となる場合が多い疾患です。また高齢者に多く、合併症やリスク管理、術式による違いや術後指導などいろいろな注意点があります。 今回、大腿骨頚部骨折をまとめることで、今後の実習や臨床で活かせていければと思います。 <骨折総論> 骨折の定義 骨組織が外力によってある部分の生理的連続性を絶たれた状態を骨折という。 骨折の分類 原因による分類 疲労骨折:比較的弱い外力が骨の同一部位に繰り返し加わると、金属の疲労現象のごとくその部位に起こる骨折。 病的骨折:骨自体に腫瘍、骨髄炎など何らかの病変があって、正常な骨であれば骨折しない程度の外力によって生じる骨折。 外力の加わり方による分類(外傷性骨折の分類) 直達性(直接):直接外力の作用部分に骨折が起こる場合。 介達性(間接):外力に対して間接的部分に骨折が生じた場合。 骨折線の入り方による分類 骨折線の入り方からみると、まず完全骨折と不完全骨折に分けられる。すなわち、骨折線が骨の全周にわたり、完全にその連続性が絶たれたときが完全骨折であり、部分的な場合が不完全骨折である。 図1
  • 障害 組織 比較 リスク 分類 表現 金属 感染 定義 交通 看護 看護学
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