手術室看護レポート 12ページ

閲覧数15,540
ダウンロード数74
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    目次

    手術室環境
    直接介助(器械だし)の役割1
    直接介助(器械だし)の役割2
    間接介助看護師(外回り)の役割1
    間接介助看護師(外回り)の役割2
    手指消毒
    ガウンテクニック
    手術時の体位固定
    麻酔の種類
    麻酔時の観察
    術前訪問





    手術室看護      手術室環境
    位置
    広さ
    壁・床
    壁の色

    空調設備
    入室の基準
    入室の制限


    手術室看護      直接介助(器械だし)の役割

    役割
    直接介助の看護師は、確実な無菌操作のもと、手術に必要な器械・機材・器具を準備し、かつ術中は手術がスムーズに行われるようにそれらを取り扱い、手術操作の介助を行う。
    確実な無菌操作に伴い、看護師の手指の創傷などにも注意を払い、適切な対応が必要である。

    手術前の準備
    ①病名、予定術式、体位、麻酔方法、感染症の有無、スタッフを確認し、使用器械、器具の準備・点検を行う。
    ②術式、使用機器の数量などから器械台を準備する。
    ③器械代の準備を行う

    ・清潔、不潔の概念を十分に理解しておく。
    ・身だしなみ、環境を整え、清潔操作のできる空間を確保する。
    ・器械台に滅菌四角布をかけるときは、空中でバタバタさせず、器械台の大きさを確かめて静かに広げ手前から向こう側にかける。また、四角布は器械台の端から15cm以上、四角布の端を垂らす。
    ・滅菌パックなどは、開封前に有効期限、滅菌の有効性(インジケーター)包装の破損、汚れ湿気などを確認する。
    ・器械・器具の準備が終わったら再度点検して、不足のないことを確認する。手術開始まで時間のあるときは落下菌を考慮して滅菌四角布をかけておく。

    患者入室の介助
    患者に挨拶・自己紹介をし、手術室への移送から麻酔導入までを間接介助看護師と行う。

    手術室における感染予防操作
    ①手指の消毒
    ②ガウンテクニック

    器械台の整理。点検
    ①不足した器械や器械の不具合などないか確認する。
    ②創が広く深い手術では、メニュー表を使用し、すべての器械、ガーゼ、ダルムガーゼのカウントを行い、間接介助看護師に報告し開始する。

    ③最初に使用する器械を準備する。
    ④執刀医、介助医へガウンを手渡し、手袋装着の介助をする。

    手術開始から終了まで
    ①術者に使用する器械を順番に渡す。そのときの手術操作により、器械の向きを考えて渡し、術者が手の中に確実に持ったことを確かめてから手を離す。また使用後に戻ってきた器械を受け取り、汚れを拭き取る。メスや針などの鋭利器材を受け取るときは、切り傷、針刺に注意する。誤って針刺。切傷した時は、すみやかに間接介助看護師に報告し、感染マニュアルにのっとり行動する。

    ②器械台の上は常に整理整頓し、それぞれの器械がどこにあるのか把握する。
    ③手術中に器械、器材、器具の不足を予測した場合は、すみやかに間接看護師に補充を依頼する。
    ④閉創時のガーゼ類、針、器械のカウントダウンは必ず間接看護師と2人で行い、体内に残留のないことを術者とともに確認する。どうしても合わない場合は、レントゲン撮影をして確認を行う。

    ⑤摘出した組織標本は病理検査により重大な役割を持つことを認識し、名称、保存方法、処理方法の指示を受け、間接介助看護師に渡す。

    手術終了後
    ①メニュー表で使用器械、器具がすべてそろっていること、破損の有無を点検する。
    ②針、メスおよび鋭利な器材、ガラス製品などは自己や洗浄する人の手指の誤傷がないように配慮する。廃棄する場合は必ず指定されているバイオハザード針捨て専用容器に入れる。


    タグ

    看護医療医学看護学

    代表キーワード

    看護看護学手術室看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    手術室看護      手術室環境
    位置
    外科病棟、ICU、中央材料滅菌室に近い場所にあり、必要に応じて他の関連部門ともスムーズな連携ができる位置が望ましい
    広さ
    一室一台の手術室で、無菌操作が完全にできる適当な広さが望ましい
    壁・床
    耐湿・耐水性の材質が使用されている
    壁の色
    刺激の少ない淡色、薄いグレー・ブルー・グリーンなどが疲労を軽減するために取り入れられている

    手術室の扉は、部屋の内外から自動で開閉できるものが望ましい。
    空調設備
    手術室の空調は、自動的に室温、湿度が調節されるエアコンディショニングを備えている
    また、手術室内の空気圧を陽圧とし、空気の流れが手術室内から室外へ流れるようになっており、病原菌の侵入防御対策がなされている。
    入室の基準
    入室者は専用の更衣室で手術着に更衣をし、帽子・マスクを着用する。履物は手術室のものに履き替えるかシューズカバーを着用する。
    手洗いを厳守すし、専用の手術の手術着と帽子を着用する。
    入室の制限
    手術棟へのスタッフ以外の入室者は最小限に制限し、入室者は管理者の許可を得てから入室する。入退室時は目的を明確にし、受付で登録を行う。
    また、手...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。