手術体位と呼吸への影響・胃チューブの管理

閲覧数6,487
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    手術体位と呼吸への影響
    手術を受ける部位に応じて,手術中はさまざまな体位がとられるが,自身の体重によって胸郭の運動が抑制されるため,肺活量あるいは呼吸量は体位で大きな影響を受ける。
    側臥位では,下になったほうの肋骨は圧迫されて運動に制約を受けるが,反対に横隔膜の運動は代償的に増大する。
    これに対して,上側になったほうでは,肋骨運動はなんらの制約も受けない。さらに全身麻酔下では,気管内分泌物が低い側に流れて無気肺を生じることがある。
    また,体位を固定するにあたり,腹部が自由でないと横隔膜の動きが制限される。
    砕石位(裁石位)でも,横隔膜の運動制限のために肺活量は15~20%減少し,頭部低位ではさ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。