酸素吸入の目的、生理、適応、合併症、観察項目、種類、方法

閲覧数11,541
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    指導項目(酸素療法)
    目標 到達目標 指導内容 実施日 指導方法・評価方法 酸素療法の正しい知識を身に付け実施できる Ⅰ酸素療法の目的を理解し説明できる。 Ⅰ、一般的な酸素療法
    1)目的:低酸素状態に陥った組織に十分な酸素を供給することによって、酸素分圧を正常に保ち、正常な機能を発揮できるようにすること。酸素を肺胞内から吸収させ、全身的効果を得る為に行う方法。
    2)酸素の生理:大気から吸入された酸素は、肺胞気中の酸素分圧100mmHgと肺毛細管静脈血の酸素分圧40mmHgの圧の差によって肺胞気から血中へと移行する。
    血液が酸素を組織に運搬するのには2つの方法がある。①血液中の血色素と化学的に結合して酸化ヘモグロビンとして運ばれるもの。②血液中に物理的に溶解して運搬される方法。組織では動脈血と組織の酸素分圧の差によって酸素は組織に移行する。したがって,酸素吸入では肺胞気の酸素の濃度を高め、酸素分圧を上昇させることが必要である。
    3)適応:
    医師の指示で実施する
    肺が正常で低酸素症を起こす場合【大気中の酸素不足,気道の閉塞,呼吸筋麻痺,薬剤による呼吸中枢の抑制等】
    換気と血流比の異常による...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。