パンフレット「自己導尿指導」
目的
自己導尿の必要性を理解してもらう。
患者が正確に、またできるだけ早く手技を確立するための参考とする。
対象
自己導尿を必要とする患者
方法
担当看護婦がパンフレットにそって説明し、一緒に行う。その時問題点、改善点を明確にし、次回の指導につなげる。
手技が確立するまで指導を行い、確立後は適宜確認していく。
注意事項
患者によってパンフレットに絵を加えたり、文字を大きくして分かり易いものにしていく。
≪自己導尿を始められる方へ≫
☆自己導尿とは
自然に排尿したにもかかわらず、膀胱内に尿が残ることを「残尿がある」といい、決して正常とはいえません。残尿が多くなると膀胱に古い尿がたまり感染を起こしたり、いきんで排尿しようとすることで膀胱や腎臓に負担がかかったり、尿が腎臓に逆流し腎臓の働きが低下することがあります。これらの症状を防ぐためには残尿を取り除くことが必要です。その方法として自分自身で導尿する「自己導尿法」があります。あなたも自己導尿法を身につけて快適な生活を送りましょう。
☆日常生活上の注意
日頃から、清潔に心がけましょう。
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