けいれん性電撃療法(EST:electric shock therapy)
目的
頭部に電流を流すことによって全身性痙攣を起こさせ、治療する方法である。通常5~10回を1クールとして行われることが多い。
適応
自殺の可能性が著しく強い場合
拒食等のため全身状態の悪化が強くなると予想される症例
通常の薬物療法にて著しい副作用が現れる症例(肝障害など)
通常の薬物療法にて効果の期待できない場合(遷延性うつ病)
禁忌
1.次の場合には絶対に行なわない
心臓弁膜症・心筋変性・冠状動脈疾患・心のう炎・動脈瘤
脳血管障害を経過したもの
悪性高血圧症
新しい骨折・脱臼
妊婦
2.次の場...