妊娠中の検査
<腹囲・子宮底測定>
胎児の発育状態を評価すると共に、子宮内胎児発育遅延(IUGR)、羊水異常等の早期発見のために行われる。
*腹囲の測定*
両膝を伸展させ、臍の位置で腹部周囲を測定する。
*子宮底の測定*
両膝を伸展させ、恥骨結合上縁から子宮底までの距離を、腹壁の彎曲に沿ってメジャーで測定する。
測定値は肥満等の影響を受けやすい為、非妊時および妊娠初期の腹囲をあらかじめ把握しておく必要がある。
<超音波検査>
超音波断層法は、妊娠の早期診断や胎児発育の評価、退治奇形等の診断に有用である。患者の承諾の下で行う。
経膣走査法によって、妊娠4~5週から胎嚢(GS)が確認できる。
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