内視鏡的静脈瘤硬化療法

閲覧数3,620
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    内視鏡的静脈瘤硬化療法 (EIS:endoscopic injection sclerotherapy)
    目的
    静脈瘤に対して内視鏡的に硬化剤を注入し、静脈瘤および、それらの共血路の一部を完全に血栓化させ静脈瘤の再発防止を目的とする
    適応
    食道静脈瘤に対しての適応
    出血静脈瘤
    出血既往のある静脈瘤
    red color sign(++以上)陽性の静脈瘤
    胃静脈瘤に対しての適応
    red color sign陽性
    びらん、潰瘍を認めるもの
    急速な増大傾向にあるもの
    禁忌
    内視鏡的硬化療法の禁忌となるのは以下の症例などである。治療効果が原疾患の自然経過を上回ると判断される場合以外は適応とはならない。
    高度な黄疸(T.B4.0mg/dl以上)
    高度な低アルブミン血症(2.0g/dl以下)
    高度な血小板減少(20×103以下)
    全身の出血傾向(DIC)
    大量腹水貯留
    末期肝癌
    高度な腎機能低化
    合併症
    食道穿孔、食道狭窄、食道静脈瘤出血、食道・胃・十二指腸潰瘍、胸水貯留、門脈血栓、肺塞栓、肺炎、腎機能障害、肝機能障害、脳血管障害、敗血症、ショック、DIC
    必...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。