内視鏡的逆行性膵胆管造影 (ERCP:endoscopic retrograde cholangio pancreatography)
目的
十二指腸ファイバースコープを用いて、膵胆管の開口部である十二指腸乳頭にポリエチレン製カニューレを挿入し、胆管及び膵管に造影剤を注入し、透視下に膵胆管を造影する。X線造影を行うことにより、形態学的に描写し、膵疾患(膵癌、膵炎)、胆道疾患(閉塞性黄疸、胆石症)の診断に用いる。
対象
上記疾患を疑われる人。
予測される危険性及び合併症
ショック、出血、十二指腸穿孔、急性膵炎、急性化膿性胆管炎
必要物品
入院カルテ、X-P、IDカード、指示薬品:5...