目的
必要物品
手順方法
留意点
根拠
経管栄養法(経鼻経管栄養法)
目的: 経口的に水分、栄養分、薬物などが摂取できない場合、胃に管を入れ、直接、管を通して補給する。
必要物品(チューブ挿入時)
栄養チューブ(成人12~18Fr)、水溶性潤滑油(キシロカインゼリー)、ガーゼ2~3枚、膿盆、ガーグルベ
ースン、注射器またはカテーテルチップ(20~30ml)、聴診器、絆創膏、はさみ、ビニールシーツ、マジック
必要物品(栄養剤注入時)
注入用イリゲーター、栄養剤、点滴スタンド、注射器またはカテーテルチップ(30~50ml)、聴診器、微温湯、時計(ストップウォッチ)、膿盆(必要時)
手順・方法 留意点 根拠 チューブを挿入する
1 必要物品の用意をする
2 患者に経管栄養実施のための処置方法を説明し、了解を得る
3 環境を整える(室温を調整し、スクリーンを張り、ベッドをストッパーで固定する)
4 掛物を下腹部まで下げる
5 患者の体位を座位、あるいはファウラー位にす
る
6 患者の襟元にビニールシーツおよびタオルを敷
き、ガーグルベースンを置く
7 挿入するチューブの長さを測定する
8 チューブの先端10cmにガーゼに取った...