直腸温測定
目的
体温は日中上昇し夜間に低下する24時間の概日リズムを有し、連続測定も容易であることから、睡眠相後退症候群の診断に用いられる。
必要物品
携帯用長時間直腸温測定装置、センサー、潤滑油(ワセリン)、判創膏、アルコール綿
方法
患者に直腸温測定の意義を説明し、承諾を得る(医師)。
センサーの先端に潤滑油を塗布し、側臥位で10~15cm挿肛する。両膝を腹部に近づけるようにし、息を吐きながら肛門をゆるめてもらうと挿入しやすい。自分で挿入してもらう場合は、センサーの10~15cmのところにテープで印をつけておく。センサーは抜けないように、尾てい骨に判創膏で固定する。
測定装置...