胎児期、新生児期の呼吸、体温、血圧、便などの特徴の説明

閲覧数8,920
ダウンロード数22
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    環境呼吸障害評価組織看護特徴方法時間胎児看護学

    代表キーワード

    看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    呼吸(呼吸数40~50回/分)
    胎児期の肺は肺水(肺液)で満たされており,ガス交換は胎盤で行われ肺では行われていない。しかし胎児は肺水を体外に出す,呼吸をしているような動き(胎児呼吸様運動)をしながら,肺呼吸ができるように準備をしている。
    肺サーファクタント
    肺呼吸では,肺胞内で気体と液体が接する部分が発生し,液体の表面張力が強くはたらくと,肺胞が虚脱して呼吸障害がおこる。そのため,この表面張力を小さくする肺サーファクタントが在胎28週ごろから肺内に出現しはじめる。
    肺サーファクタントは在胎34週ごろになると,急速に増加する。
    第一呼吸
    出生すると同時に肺呼吸が始まるが,第一呼吸開始の機序については,さまざまな要因が関係していると考えられている。
    ひとつの要因として,出生と同時に胎盤への血流が途絶してガス交換が行われなくなることで,新生児の血液中の酸素分圧が低下し,二酸化炭素分圧は上昇して呼吸中枢が刺激されることがあげられる。
    また胎児は子宮内のあたたかく,暗くて静かな環境のなかにいるが,出生後は外気温よる寒冷刺激や環境からの光や音による視覚や聴覚刺激を受ける。
    そして医師や看護婦・助...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。