唾液腺造影法
目的
唾液腺の形態変化、腺機能を観察する
唾石の存在の診断
必要物品
舌圧子、涙管ブジー、膿盆、吸引しかん、造影セット、造影剤(イソビスト300)
常綿(脱脂綿ではなく油ぬきしていない綿)で作成した綿球
方法
診察台に座り、座位のまま大きく口を開け、顎を引く姿勢をとる。
膿盆を顎の下に置く。
唾液腺部位に涙管ブジーを挿入し、入口部に造影剤2mLを注入する。
注入した造影剤が漏れ出てしまうのを予防するため、綿球を軽くかませ、X線撮影室に誘導する。
看護のポイント
撮影終了後は、造影剤の排出を促すため、酸っぱいものを食べたり、ガムをかんだり、唾液腺に沿ってしごくよう...