神経根造影およびブロック
目的
傷害されていると思われる神経根を選択的に造影して、その圧迫状態や走行異常を描出すると同時に造影時の放散痛の再現性をみることで、診断の確定、高位(部位)の決定をする。MRI等で診断が確定できない場合に行うことが多い。
適応
椎間板ヘルニア、頚椎症、分離辷り症、脊柱管狭窄症等の変性疾患による神経根障害のある患者
禁忌
ヨード過敏症患者、痙攣・てんかん発作の既往のある患者、重篤な甲状腺疾患患者
易感染性であるステロイド服用患者や糖尿病患者や凝固能の低下した患者には、感染や血腫形成の危険性があり、禁忌である。
必要物品
1.実施場所へ持参するもの
皮膚消...