結膜下注射
目的
眼の局所の薬剤濃度を高めるためと薬剤の持続時間を高めるため。
必要物品
0.1%マスキン綿(以後拭き綿とする)、1CC注射器、27G針、開瞼器、ベノキシール0.4%液(眼科用表面麻酔剤)、薬液(結膜下注射)
方法
患者に仰臥位となってもらう。
医師がベノキシール0.4%液を点眼後、結膜下に注射器を使用し薬液を注入する。
処置後医師がタリビット点眼液などの抗生物質を点眼する。
注意事項
緑内障で濾過胞をつくってある患者は、結膜下注射をする場合は部位に十分注意する。濾過胞と同じ場所への実施は濾過胞がつぶれるため禁忌である。