頚管粘液検査
目的
子宮頚管粘液の性状や量は、卵巣ホルモンの動態に反応して変化するので、頚管粘液の性状・量を検査し、卵巣機能や排卵の時期を知る方法である。
必要物品
クスコ腟鏡、1cc注射器、スライドグラス
方法
患者には排尿後、診察台で載石位をとってもらう。下半身をバスタオルで覆い、羞恥心・プライバシーへの配慮を行う。
処置中は口呼吸を指導し、身体の緊張をとるように常に声かけをする。
医師にクスコ腟鏡、注射器を渡す。
採取された頚管粘液をスライドグラスに塗沫する。量・色調・透明度・牽糸性粘稠度を調べる。
自然乾燥し、シダ状結晶を調べる場合は、スライドグラスに日付・氏名を記入し...