局所麻酔に関すること(神経ブロック、伝達麻酔)

閲覧数8,625
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    電気ロック神経運動比較治療呼吸血圧合併意識看護看護学

    代表キーワード

    看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    局所麻酔に関すること(神経ブロック、伝達麻酔)
    神経ブロックとは
    解剖学的に指標となる骨や筋肉の目標がはっきりしていて、神経を確実に捉えることができる場合には、その神経に直接少量の局所麻酔薬を注射して、その神経の支配している領域全体を麻酔することができる。この麻酔法は手術以外に痛みの診断、治療に利用され、ペインクリニックに広く用いられている。多くの神経ブロックの方法がある。
    腕神経叢ブロックとは
    局所麻酔薬の濃度は1%以下でも十分な痛覚と運動麻痺が得られる。注入量は30~40ml前後とやや多めに用いないと麻酔域が狭く、麻酔の不十分な部位が残る。ただし、上腕内側はT2-3由来の肋間上腕皮神経が腕神経叢に入らず直接支配することから、いずれの部位でブロックしても麻酔作用は不十分となる。
    閉鎖神経ブロックとは
    閉鎖神経は第2~4腰神経の前枝よりなり、骨盤の閉鎖孔上内側を通って大腿に入り、主に大腿内転筋の運動を司る。途中、膀胱の尿管口近くを通過するため、脊椎麻酔や硬膜外麻酔により脊髄および神経根が麻酔されていても、電気メスでその部位が刺激されると、内転筋の収縮による急激な大腿の内転・屈...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。