胸腔ドレナ-ジ(ハイムリッヒバルブの場合)
目的
胸腔内容物(空気=気胸)を排除し虚脱した肺の再膨張を促す。
禁忌
片肺全摘手術後患者
必要物品
ハイムリッヒバルブ、縫合セット、メス、滅菌ゴム手袋、局所麻酔薬(1%キシロカイン)、注射器10ml、18G針、カテラン針22G、ガーゼ、Yガーゼ、鑷子、消毒薬(イソジン・ハイポアルコール)、デッキ(大・穴あき)、ケアシーツ、固定用布絆創膏、メフィクス、縫合糸(1号糸)
方法
トロッカーカテーテル挿入の方法に準ずる。
ハイムリッヒバルブは胸腔内圧の増減により、バルブが開閉し、脱気される。吸引が必要な患者の場合には低圧持続吸引器に接続する...