指導項目(吸引・・気管内・口腔内) No1
目標 到達目標 指導内容 実施日 指導方法・評価方法 安全で正確な方法で吸引が実施できる。 1、吸引の目的が理解できる。
2、吸引中の観察点・注意事項を言うことが出来る。
<吸引の目的>
①気管内の分泌物を除去し、気道の確保・換気を有効にする。
②肺合併症の予防
<吸引の時期>
③気管内に分泌物貯留の音が聴取される時。又は予測される時。
④口腔内に分泌物貯留が観られる時。
⑤体位変換の前後。口腔ケアの前後。
⑥患者が要求する時、又は咳嗽を引き起こした時。
①患者にとって非常に苦痛な処置であるので、患者に必要性を説明し、理解・協力を得る。
②吸引圧は、小児は80~110mmhg、成人は100~150mmhgである。喀痰が粘調な時は、短時間に有効に吸引できるよう、250~300mmhgの圧でも、臨床上問題ない。
③カテーテルは形状・硬さ・サイズがあるので、患者の状態応じて選択する。
④成人の場合、吸引チューブを入れると右気管支に入りやすい。(右気管支の方が太いため)そのため、先曲がりカテーテルを利用したり、頭部の...