運動による体への影響
運動は新陳代謝を高め、呼吸を早く大きく激しくし、脈拍や1回心拍出量を増やして、全身の筋肉と皮膚の血流を増加させ(皮膚血管が拡張する)、顔面の紅潮やや発汗を起こします
したがって筋肉運動はエネルギーをかなり使い、臓器(心臓、肺)に負担をかけることになる
1)呼吸への影響
・骨格筋は体重の1/2あり、筋肉の血流量も全体の約20%を占めるので、エネルギーの代謝が高まると酸素の需要(消費)が増えます。
しかし、酸素は体に蓄積できないので、呼吸数や1回換気量を増やし大気中の酸素摂取量を多くします。
(運動時の1回換気量は最大限肺活量の50%も増加(正常500mばから750mgに)し...